バロン・トランプはタイムトラベラー? 130年前の奇書「バロン・トランプの地下の旅」の謎にトランプ一族が回答

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バロン・トランプ By The White House – https://www.flickr.com/photos/202101414@N05/55118942261/, Public Domain, Link

 ネット上でまことしやかに囁かれ続け、定期的にバズを生み出す奇妙な都市伝説がある。かつてTOCANAでも報じて反響を呼んだ「ドナルド・トランプの末息子、バロン・トランプは未来から来たタイムトラベラーである」という説だ。

 19世紀の古書との不気味な一致から生まれたこのSF映画さながらの奇説に対し、なんとトランプ家の身内から公式(?)な見解が相次いで発表され、再びSNS界隈をざわつかせている。

130年前の予言書!? 奇書『バロン・トランプの地下の旅』の不気味な一致

 そもそも、なぜバロン・トランプが時空を超えているなどと言われているのか。その根拠は、1893年にアメリカの作家インガソル・ロックウッドが出版した児童書『Baron Trump’s Marvellous Underground Journey(バロン・トランプの驚くべき地下の旅)』にある。

 この本は、裕福な家庭に生まれた少年バロン・トランプが、「キャッスル・トランプ(トランプ城)」に住み、「ドン」という名の指導者(メンター)に導かれて地下の異世界へと冒険に出るという物語だ。

「ドン(ドナルド)」に導かれる「バロン・トランプ」。トランプ・タワーならぬキャッスル・トランプ。これほど出来すぎた偶然があるだろうか。

 作中自体にタイムトラベルの描写はないものの、この異常な一致から、ネット上の陰謀論者たちは「現実のバロン・トランプは時空を移動する能力を持っている」「トランプ一族はタイムマシンを隠し持っている」と紐づけ、TikTokなどを中心に拡散し続けてきたのである。ジョン・タイターなどのタイムトラベラー伝説を好むオカルトファンにとっては、まさに大好物のネタだ。

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画像は「Amazon」より

孫娘カイ・トランプが語る「叔父」の正体

 この荒唐無稽な噂に対し、トランプ家のインフルエンサーとして知られる孫娘のカイ・トランプ(18歳)が言及した。彼女は人気YouTuberジェイク・ポールのポッドキャストに出演した際、直球で「バロンはタイムトラベラーなのか?」と尋ねられたのだ。ちなみに、カイとバロンは同い年(18歳)だが、家系図上は姪と叔父という関係にあたる。

 カイは「違うわよ。絶対違う。TikTokでそういう動画は見たけど、心配しないで」と即座に一蹴した。祖父ドナルドの素顔を「クール」と語る彼女にとって、同年代の叔父にまつわるネットミームは笑い話に過ぎないようだ。

 しかし、ジェイクが「じゃあ、あの本はこの世界がシミュレーションであることを証明しているとは思わない?」とさらに食い下がると、彼女はこう答えた。

「かもね。でも、私はそういうウサギの穴(陰謀論の深み)には落ちないようにしてるの。近づかないようにしてるわ」

 完全否定せずに「かもね」と含みを持たせたあたり、フォロワー数百万を抱えるSNS世代のインフルエンサーらしい絶妙なかわし方である。

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カイ・トランプ White House – https://x.com/WhiteHouse/status/1971596401961484472, パブリック・ドメイン, リンクによる

一族総出の火消し? 義姉ララ・トランプも全面否定

 騒動はそれだけにとどまらない。ドナルドの次男エリック・トランプの妻であるララ・トランプも、最近配信した自身のポッドキャストでこの問題を取り上げた。その名もズバリ「バロン・トランプはタイムトラベラーか」というエピソードだ。

 ララは「残念だけど、バロンはタイムトラベラーじゃないわ」と姪のカイの発言を裏書きした上で、「明らかにクレイジーな説よ。でも、世の中にどれだけ狂った話が出回っているかの証明にはなるわね」と苦笑交じりに語った。

 さらに「タイムトラベラーなんて実在しない。私はバロンを18年知っているけど、彼はタイムトラベラーじゃないわ」と念を押している。

否定すればするほど深まる謎

 だが、オカルト界隈の歴史を振り返れば、関係者が必死に否定すればするほど「やはり何か都合の悪いことを隠しているのだ」と解釈されるのが陰謀論の常である。わざわざ一族の人間が相次いでポッドキャストでこの話題に触れること自体が、かえって火に油を注いでいるように見えなくもない。

 果たしてバロン・トランプはただの高身長の青年なのか、それとも時空を超えてこの時代に送り込まれた特異点なのか。130年前の奇書が単なる偶然の一致だとしても、この世界が何らかのシミュレーションである可能性は、まだ誰にも否定しきれないのだ。

参考:UNILAD、ほか

TOCANA編集部

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