宇宙からのエネルギーで生きる“不食夫婦”の謎 ― 特殊な代謝経路か、9年間不食の謎とは?
美味しいものを食べてこその人生とはいうものの、食事にかかる時間と金を別のところで使いたいと思う人も少なからずいるだろう。毎日食事するのは面倒、仙人のように霞を食んで生きられれば……と考えたことはないだろうか。そんな夢のような生き方を実現したと主張する人々がいる。彼らはほとんど食事をせず、宇宙からのエネルギーを得て生きているというのだ。
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■食事をしない夫婦
カミラ・カスティーヨさん(34)とアカヒ・リカルドさん(36)の夫婦は食事をしない「ブリザリアン(Bretharian)」「不食主義者」として知られている。Breathe(息をする)という単語が示す通り、彼らは日光や大気中にある宇宙からのエネルギーを取り入れれば、何も食べず、水すら飲まずとも生きていけると主張している。夫妻は週におよそ3回、野菜のスープや果物などを口にするだけだというが、体の不調や空腹感を感じることもないという。
夫妻が不食主義と出会ったのは2008年、南アフリカを旅行中のことだったという。元々ベジタリアンだった二人は不食主義の理念に賛同し、オーストラリアの有名なブリザリアン「ジャスムヒーン」の「21日間のプロセス」を学び、実践した。二人は現在、ほとんど何も食べないながらも健康で幸福な生活を送っていると主張している。
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カミラさんは二人の子どもの母親でもある。彼女は妊娠してもブリザリアンの生活様式を続け、妊娠中にも5度しか食事をしていないということだが、血液検査などにも特に問題はなかったそうだ。なお、カミラさんの子どもたちは普通の食事を与えられており、ピザやアイスクリームなども食べているようだ。
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