和歌山で「反イルカ漁団体」が超怪しげな暗闇ミサを実行していると判明! 【潜入取材】
和歌山で「イルカ漁反対の団体」が超怪しげな暗闇ミサを実行していると判明! 捕鯨も反対”謎のクジラ水”でお祈りも【潜入取材】
AMIさんがまた歌い出す。さっきとは違う曲だ。
「♪お母さんのクジラから生まれる子供のクジラ~ 母なる海の愛に抱かれ~ お母さんの愛に包まれ~ 遊ぶ~ クジラの~赤ちゃんが遊ぶ青い海~」
「♪無邪気に遊ぶお母さんと子供のイルカたち~ 波に乗り風に乗り海を泳ぐ~ 愛をつなぐイルカたち~」
また語りが入る。
「次はハレルヤの言霊を唱えていきます。これは『ありがとう』、そんな意味があります。みんなでハモっていく感じで、手拍子もよかったら一緒に。そしてこの海が、イルカたちが自由に踊って、子どもたちが~笑って~、みんなが喜んでいる、そんな海を想像しながらハレルヤを唱えていきたいと思います」(AMIさん)
「あっ流れ星~!」(参加者)
「ほんとだ!」(参加者)
「♪流れる星に乗り~ 我らの願いが叶うよ~ イルカたちが自由に遊ぶ~~~~~海~~~ありがとう~~~~」(AMIさん)
即興だろうか。参加者たちの手拍子が始まる。
「ハ~レ~ル~ヤ~ ハ~レ~ル~ヤ~」(AMIさん)
「ハ~レ~ル~ヤ~ ハ~レ~ル~ヤ~」(AMIさんと参加者たち)
徐々にウクレレの演奏がテンポアップ。
「では、こんどはありがとう!」(AMIさん)
「あ~り~が~と~」(AMIさんと参加者たち)
「あ~り~が~と~」(AMIさんと参加者たち)
奥田民生と井上陽水の曲ではない。
「最後に思いっきり、お~!と叫びます」(AMIさん)
「お~~~~~~~っ!!!」(参加者たち)
「ハレルヤ~!」(AMIさん)
AMIさんが、前出のクジラ水が(1滴だけ)混じった水入りのボウルを手に取り、波打ち際で海に水を流す。ボウルの水は、参加者たちの祈りの波動(?)を吸い込んだ謎の水に変化している……はず。それがいま、海に放たれたのだ。きっと海にも参加者たちの祈りの波動(?)が広がり、海全体が謎の水になっていく……わけがない!
ミサが終わった。開始から1時間近く経っていた。
予期せぬ展開に、身も心もクタクタだ。村田氏と一緒に車で宿に戻る途中、「くじら・いるか お食事処」の看板が目に飛び込んできた。2人でクジラ肉とイルカ肉を食べて、少しだけ気力と体力が回復した。イルカ肉は少しクセがあるが、酢味噌で食べると程よく中和されて、案外美味い。
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