「予知能力」が誰にでも具わっていることが立証されたガチ科学実験とは!? “脳より先に”未来を察知する意外な臓器も判明!
ランダムに選ばれた精神的ショックを受ける画像が表示される直前に、参加者の脳と心臓の活動に変化が訪れたのだ。この先すぐ見ることになる物騒な画像のストレスに対処するために、先に身体が準備していたことになるのである。
これはある意味で心臓と脳の両方が将来の出来事を“予感”していたことを意味する。コンピュータが物騒な画像を選択して表示する直前、平均して4.8秒前に、心臓と脳は来るべくショックに備えていたのだ。
そしてさらに興味深いのは、データを詳しく分析してみると、心臓のほうが脳よりも先に“予感”して準備に備えている点であった。つまり一寸先の異変に、心のほうが先に気づくのだ。不吉な予感で鼓動が早まったり、あるいは鳥肌が立ったりと、脳よりも先に心臓を含めた身体のほうが先に不穏な未来を敏感にキャッチするということなのかもしれない。
■世界観と人間観が大胆に刷新される日は近い
自分で自覚するしないにかかわらず、我々は日常生活の中である種無意識にこうした“予感”を抱き、身体が先に危険を回避するような行動をごく自然にとっているのかもしれない。その“予感”が何らかの原因で乱されたりしたときには、それ相当の悲劇が待っていることになる。
興味深い研究分野ではあるのだが、それでもこの種の研究はサイエンスの世界においてまだまだ良いイメージを持たれてはいない。
「迷信、スピリチュアル、魔法などとの関連によって不純扱いにされた現象を研究することで、研究分野全体が傷つくという深い懸念があるようです。…(中略)…しかし状況はすでに変化してきているでしょう」と語るのは、アメリカの非営利の超心理学研究機関「Institute of Noetic Sciences」の所長兼CEOのカサンドラ・ビエットン博士だ。
今日の社会では新しい情報と証拠が絶えず出現し、これまでの常識や人間観、世界観が次々に脅かされる時代を迎えている。
今回この話題を取り上げたオルタナティブ系メディア「Collective Evolution」の記事では、こうした時代ではオープンマインドであることが最も重要であり、我々人間についてまだ発見されていない未知の側面に心を開いておくことが求められているという。
今後さらに深まっていくこうした研究から多くを学び、知見を共有することは、人間についての理解をさらにバージョンアップさせることに役立つに違いない。我々の世界観と人間観が大胆な刷新を遂げる日は案外近いのかもしれない。
参考:「Collective Evolution」、「Nadine Bourneix」、ほか
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2024.10.02 20:00心霊「予知能力」が誰にでも具わっていることが立証されたガチ科学実験とは!? “脳より先に”未来を察知する意外な臓器も判明!のページです。予測、仲田しんじ、超心理学、リモートビューイング、遠隔透視、予知能力、予感などの最新ニュースは好奇心を刺激するオカルトニュースメディア、TOCANAで