鼻・唇・頭皮を“削がれて”殺された少女の頭蓋骨”が発見される！ 1100年前の“恐怖と苦しみの死”ヤバすぎる全貌と理由とは？

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　コール研究主任は、「この場合、何が起こったのかを推測することしかできませんが、少女の傷の状況は、姦淫のような性的逸脱に対する罰を示唆しています」と、科学ニュースサイトの「Live Science」に語った。

　少女の死をもたらした出来事は、謎のままである。群衆が罪を犯した少女を罰したのか？ または当時の監督者が、ある種の違反または何かの容疑で、少女に厳しい罰を宣告したのか？ 少女がこのような扱いを受けた理由を知るには、もっと多くの証拠が必要だ。

　しかし、女性の顔面切除、そして男性の去勢は、古くから確立された世界的な罰のようだとコール氏は話す。この少女が死んだのは8～9世紀であるが、10世紀になるとアングロサクソン人の統治者は、この処罰法を正式な法典に文書化しているという。

「私たちは今、そのような処罰法があったことは知っていますが、それがどれほど頻繁に適用されたかについてはまだ何もわからないのです」とコール研究員は語った。

「鼻削ぎ」は古来、日本や中国、アフガニスタンでも行われていた刑で、「人を人でなくする」ために行ったという。はたして、この少女はどのような罪を犯したのだろうか。または、よそ者だったらしい少女は奴隷で、無実の罪を着せられたのかもしれない。しかし、真実が明るみに出ることは決してないだろう。

参考：「Science Alert」、「New York Daily News」、「Live Science」、ほか

文＝三橋ココ

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