111歳の超長寿お爺ちゃんがエグすぎる“長生きの秘訣”を暴露! 「●●の脳みそを食べること」
1910年1月13日生まれで現在111歳のクルーガーさんは、今年5月17日、故ジャック・ロケットさんの最高年齢記録を超えて、オーストラリアで史上最年長の男になった――。
■“鶏の脳”を好んで食べる111歳
オーストラリアの国内記録を集めた本「オーストラリアン・ブック・オブ・レコード」の創設者ジョン・テイラー氏も、クルーガーさんが史上最年長のオーストラリア人男性であることを正式に確認した。
クルーガーさんは、1910年にオーストラリアのクイーンズランド州キルコイで生まれた。彼は16歳から牛を売り始め、20代で自分の農地を取得した。クルーガーさんは95歳で引退するまで働き続け、103歳まで一人暮らしを楽しみ、109歳まで毎日、運動していたという。
引退した牧場主であるクルーガーさんは現在、年金生活者として介護施設に住んでいる。
そのクルーガーさんが、オーストラリア放送協会とのインタビューで、長寿の秘密を明らかにした。なんと、それは「鶏の脳を食べること」だという。
インタビューで、クルーガーさんはこう語った。
「秘訣は鶏の脳みそだよ。知っていると思うけど、鶏には頭があって脳みそがあるよね。それは小さいけど、おいしいよ。でもほんの一口分しかないけどね」
しかしクルーガーさんの息子グレッグさん(74歳)は、父の長寿について田舎でのシンプルなライフスタイルのおかげだと信じている。
クルーガーさんは妻の死後、86歳で本を書き始め、合計12冊の本と300を超える物語を書き、最新のものは彼の109歳の誕生日に出版されている。
クルーガーさんは現在、自伝を執筆中だが、介護施設のスタッフは、クルーガーさんは入居者の中で最も鋭い頭脳の持ち主だと言う。
クルーガーさんの住む介護施設のマネージャー、メラニー・カルバートさんは「彼の記憶力は111歳にしては本当に素晴らしいですよ」と驚嘆する。
■頭脳明晰な長寿の人々
かつてオーストラリア史上最年長記録を持つのは、クリスティーナ・クックさんという女性であったが、クックさんは2002年に114歳148日で亡くなった。
そして現在、世界最高齢としてギネス世界記録に認定されているのは、福岡市に住む118歳の田中カ子(かね)さんである。力子さんは、東京五輪の聖火リレーのランナーにも選ばれていたが、残念ながらこのパンデミックにより辞退したというニュースが最近報じられている。
ギネスブックによると、力子さんは「介護施設に住み、精神を活発な状態に保つ事を好む。毎朝午前6時に起き、午後には数学などを勉強することがよくある」。そして「お気に入りの遊びの1つはオセロで、彼女はこのゲームがとてもうまく、しばしば介護施設のスタッフを打ち負かしている」とも書かれている。
クルーガーさんのいとこのうちの2人は100歳まで存命で、叔母さんは103歳まで生きたということなので、クルーガーさんが長寿のDNAを持っていることは間違いないだろう。クルーガーさんの主張する長寿の秘訣「鶏の脳みそ」だが、はたして本当に効果はあるのだろうか。
オーストラリア最高齢男性のクルーガーさんも、世界最高齢の田中カ子さんも頭を使うことやゲームを好むというが「脳を食べる」より「使う」方が長寿にはより効果があるのかもしれない。
参考:「Daily Star」、「wikia.org」、「7news.com.au」、ほか
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