「同じ人形が部屋に現れる…」アメリカの“呪いの磁器人形”が突然、石川県に出没! 米と石川県を行き来していることが判明!

「呪いの磁器人形」が日本にも飛び火している。アメリカ人女性のジョアンナさんが持つ「姿を消す」謎の人形が、まったく同じ姿のまま、石川県の会社員、永井健二さん宅に現れたというのだ。

 話の発端は3月、ジョアンナさんが奇怪な人形の写真と話をSNSに投稿したことだった。

「近所のリサイクル・マーケットで買った人形を家に置いて3週間ほど経ったら、人形がまったく別の場所に移動していました。夜中、部屋には他に誰もいないのに、人形の置いてあるリビングから小さな女の子のような声が聞こえてくるようになって、ときには笑い声のこともあります。

 人形の販売者に話を聞いたら、近くに住むおばあさんが亡くなったときの遺品整理で入手したものだったそうです。人形は電池を入れたら声が出る仕組みですが、電池は入っていませんし、入れても壊れていて音は出ません。

 先週、深夜2時ごろに笑い声がしたので人形のある部屋に行くと、人形の前に少年が立っていました。少年の体は赤く光っていました。その姿はすぐに消えました。これはどういうことでしょうか。私は怖い話をしたいのではなく、何か人形に宿っているなら対処してあげたいと思うのです」(ジョアンナさん)

 これには様々な反響があった。超常現象に詳しいという人からは「赤いオーラは霊が自己表現する中で最も強力なもので、ポジティブなものかネガティブなものかは分かりませんが、少年が何かを伝えているのは間違いない」との話があり、別の人は「少年は霊ではなく生きていて、彼が眠っている間に人形への愛着を念じ、あなたに伝わった」と言った。

 ネイティブ・アメリカンの伝承をブログに書いているライター女性は「似た経験をしたことがある。悪いことが何も起きていないなら心配しないで。それはおそらく彼がそこにいることを知らせているだけ。しばらくすると何も起きなくなるでしょう」とした。

 一方「子供が怖がるから気味悪い話はやめてくれ」とか「きっと気のせいだ」と言う人もいたり、除霊を請け負うとする自称霊能者もいたが、ジョアンナさんが直接メッセージのやりとりしたのは、「その人形とまったく同じものが最近、私の部屋に現れる」と伝えた永井さんだった。

 2月から深夜の寝室に出没しては消えるようになった人形が、ジョアンナさんの人形とそっくりだと気付いたのは、なんと共通の友人が永井さんの勤める会社の社員だったという偶然が重なったからだった。永井さんは彼女に「無関係の人を騒がせたくないので写真は公開はしません。私のところに現れた人形の写真を送ります。あなたの写真からは見えない角度のものがあるので、同じかどうか見てもらえませんか」と写真を送った。

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