「死後の世界」について現在判明している“11の重要事項”とは? 体は粒子、意識は波… 臨死体験ガチ研究の最前線!
どうやら今後の臨死体験研究は実に宗教的なものになるのかもしれない。しかし誤解してはいけないのは、臨死体験研究は宗教ではないことだ。
専門家の中には“宇宙意識”という概念を持ち出す見解も少なくない。誕生は“形”の誕生であり、死は“形”の解消であるというのだ。生きている間は個体の中に閉じ込められている意識だが、死後にはその境界が解消され、宇宙意識の一部に組み込まれるというのである。
それを暗に示すものとして、臨死体験者は自分の特有の“個性”にこだわらなくなるというのである。自分の枠を超えた壮大なスケールの“宇宙意識”に触れることで、ちっぽけな自分の“個性”などというものには興味がなくなるのかもしれない。
そしてヴァン・ロンメル氏は、臨死体験の生存者が自分たちの体験を適切に説明するための言葉を見つけられないと訴えていることを明かしている。当然ながら我々の言語は、空間と時間を解釈するためのツールであり、時間と空間を超える内容を説明することはきわめて困難であることを指摘している。
今後の臨死体験研究は前途多難ということになりそうだが、今後の量子力学や天体物理学、理論物理学の進展も大きなファクターになるのだろう。いずれにしても死後の世界について今後画期的な知見がもたらされることを期待したい。
参考:「Collective Evolution」、ほか
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2024.10.02 20:00心霊「死後の世界」について現在判明している“11の重要事項”とは? 体は粒子、意識は波… 臨死体験ガチ研究の最前線!のページです。仲田しんじ、神、転生、意識、臨死体験、死後、脳死、死後の世界、NED、あの世などの最新ニュースは好奇心を刺激するオカルトニュースメディア、TOCANAで