愛する人の血を啜る…自身を本物の吸血鬼だと主張する男性がクレイジーすぎる
欧州各地で語り継がれる恐ろしい怪物、吸血鬼。吸血鬼は長年、文学や映画等フィクションの世界でも欧米のモンスターの定番として登場し続けている。しかし世界中に目を向けると、純粋に血を飲み、太陽の下に出られない「実在の吸血鬼」だと主張する人々も存在するのだ。
コロラド州に住む43歳のジョセフ・バリス氏もその一人で、吸血鬼「ルダヴィック」として知られている人物だ。彼は日光に当たると火傷しやすい体質を持っており、常にゴシック調の服装に身を包んでいる。更に吸血鬼としての最大の特長である、他人の血を嗜むことまで行っている。
彼がどうして「自分が吸血鬼である」ことを認識し、現在の生活スタイルに至ったのかは定かではない。しかし彼は「自分の魂にあるものをより深く理解するために、普通の生活の枠にとらわれないことを常に考えていたんだ」と説明。また、多くの人が気になるであろう吸血行為については次のように語っている。
「私は信頼できる数人の血を吸ったことがあるだけです。血ならば誰のものでも良いと言うわけではなく、恋人たちの血の方が好きです。また、吸血などの行動を起こす前に、必ず恋人やドナーにHIVとエイズの検査を受けることを重要視しています」
また、彼によると血の味はその人のライフスタイルによって異なるそうだ。例えば肉を多く食べる人は、ベジタリアンの人に比べて血液の粘度が高く、塩味が強くなるらしい。タバコを吸う人の血の味も違うらしく、やはり健康な人の血が一番美味しいのだそうだ。
なお、バリス氏もといルダヴィック氏は、吸血鬼であることに引け目を感じておらず、これもライフスタイルの一つだと考えている。その上で、悩める人々の生き方について次のように語っている。
「自分が自分であることは、常に内側から自然に出てくるものであるべきです。エキゾチックな服装や行動など一切なくとも、あなたが何者であるかを他人が感じ取れるような強いものであるべきです。本物であれば、自然とそうなるし、そうでなければ何も起こらないでしょう」
参考:Unexplained Mysteries、Mirror
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