魔術師と疑われた50人が無実の証明のために飲まされた薬で死亡

Arek SochaによるPixabayからの画像

 アンゴラの政府関係者は、 魔術師ではないことを証明させられながら死亡した50人の事例を強調して取り上げている。

 今年の1月から2月にかけて発生したこの不穏な出来事は、魔術の信仰が特に広まっているアンゴラ中央部の町カマクパで起こった。魔女あるいは魔術師と疑われる人々への対処法を規定した法律がな いため、地元の役人、とりわけ伝統的なヒーラー(または「 マラバウト」)たちは、 自分たちが適切と考える方法で問題を処理することを任された。今回の例では、魔法使いであると疑われた50人以上の人々が、 潔白を証明するために毒入りのポーションを飲まされた。奇妙な話だが、これにより死亡した人々は魔術の罪を犯したとみなされたのだ。

「50人以上の犠牲者が、この不思議な液体を飲まされました。 伝統的なヒーラーによると、この液体は人が魔術を行っているかどうかを証明するものであると いうことです」
「魔術や麻薬など、社会に有害な行為で生計を立てようとしている人々を救済するため、我々は努力すべきなのです」と地方議員のルツィア・ フィルモネは述べた。

 有毒の飲み物を投与した人物が、責任を問われたかどうかについては不明である。

「多くの人が魔術に頼るのは、魔術を使えば欲しいものが手に入り、貧困から解放され、生きるために必要なものをすべて手に入れることができると信じているからです」とフィルミーノ・ デイビッド司教は昨年のインタビューでACIアフリカに語ってい る。

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【文 黒蠍けいすけ】 

【本記事は「ミステリーニュースステーション・ATLAS(アトラス)」からの提供です】

 

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