“子育て中かもしれない”ビッグフット一家が出没!? 巨大足跡と正体不明の叫び声に地元住民が恐怖=米オハイオ

ビッグフットといえば、北米の山奥に潜む巨大な謎の生物として、都市伝説ファンの間で長年語り継がれてきた存在だ。目撃談は後を絶たないが、「証拠がない」「見間違いだ」と一蹴されることも多く、真剣に取り合う人間は少数派とみなされてきた。ところが今、アメリカのオハイオ州でその常識を揺さぶるような出来事が立て続けに起きている。
騒ぎの震源地は、アクロンとヤングスタウンの間に広がるポーテージ郡の森林地帯だ。目撃者たちが口を揃えて語るのは、全身を黒い毛に覆われた身長2〜3メートルほどの巨大な生物の姿。それだけでも十分すぎるほど不気味だが、研究者たちをさらに驚かせているのは、「もしかしたらこの生物、子育て中ではないか」という疑惑だ。一匹ではなく、一家丸ごと出没している可能性が浮上してきた。
1週間で8件、50年ぶりの異常事態
今年3月、ポーテージ郡では1週間のうちに8件ものビッグフット目撃情報が報告された。これは尋常な数字ではない。比較として持ち出されるのが1978年の事例だ。同じオハイオ州で大量目撃が起きたのは、アメリカ史上最悪クラスの冬の直後だった。記録的な爆弾低気圧による大雪が全土を襲い、ビッグフットが生息していたとされる山岳部や湿地帯が壊滅的なダメージを受けた。そして生物たちは、人間の生活圏へと近づいてきた——というのがビッグフット研究者たちの解釈だ。
今年の冬も尋常ではなかった。わずか1か月のうちに二度の大型吹雪がアメリカ全土を直撃。「オハイオ・ナイトストーカーズ・ビッグフット・リサーチ・グループ」の共同創設者、マイク・ミラー氏は、この異常気象こそが今回の騒動のカギだと見ている。「今年の冬でビッグフットの生息地が水没した可能性がある。それで文明に近いエリアに追い込まれたのではないか」と地元メディアに語った。
17インチの巨大足跡と「バブーンを超える叫び声」
現場では、全長17インチ(約43センチ)もある巨大な足跡が発見され、写真がSNSに拡散されている。人間の大人の足のおよそ倍。これが一か所ではなく、複数の地点で確認されているのだからただごとではない。


さらに不気味なのが、マイク・ミラー氏自身が録音したとされる「叫び声」だ。彼はこの音声を音声解析ツールで調べたところ、既知の動物のいずれとも一致しなかったと主張する。「北米に生息するどんな動物とも合致しない」とFOX8の取材に答えた彼は、こう続けた。「スペクトログラフで計測したら、ヒヒよりも高い数値が出た。これは証拠だ」
ヒヒよりも高い叫び声、というのは聞いたことがあるようで聞いたことのない比較軸だが、とにかく常識の範囲を超えた何かが録音されている、という主張だ。ちなみにミラー氏は、この地域でビッグフットが子育てをしている可能性にも言及している。「あのエリアで子どもを育てているかもしれない。あるいは、自分たちの縄張りに踏み込んだお前らに出ていけと言っているのか、そのどちらかだ」
「見たものはわかる、でも何を見たかわからない」
目撃証言のなかで特に注目を集めているのが、ハイカーの二人組が語った奇妙なエピソードだ。彼らによると、遭遇したその生物は振り返るとき、首だけを動かすのではなく、肩ごとゆっくりと身体を回転させたというのだ。
ビッグフット研究を長年続けているポッドキャスト「ビッグフット・ソサエティ」のホスト、ジェレマイア・バイロン氏は、この証言を聞いて目を見張ったという。「それはとても重要なディテールだ。本物のビッグフッターなら、それがどれほど異常なことかわかるはずだ」と興奮気味に語った。首だけではなく肩ごと振り向く——それは人間のような柔軟な頸部を持たない、まったく別の生物の体の動かし方だ、ということらしい。
一方、ハイカーの一人が残した言葉が妙に印象深い。「見たものはわかる、でも何を見たかわからない」。何を言いたいのかわかりそうでよくわからない不思議な一文だ。
「昼の12時23分に起きた」、そして父子が目撃したビッグフットのお尻
今回の騒動での最初の公式目撃報告は3月6日。「ビッグフット・マッピング・プロジェクト」への報告によると、野外にいた目撃者が茶色い毛を持つ身長約2.7メートルのビッグフットと正面から至近距離で遭遇したという。SNSには当時の投稿も残っており、こう書かれている。「恐ろしいのは、これが昼の12時23分、白昼堂々の出来事だったことだ」
さらに、ほほえましいような怖いような目撃談も存在する。エドワード・ヘンリーと12歳の息子が森の川に釣りに出かけたところ、ビッグフットの「お尻」を目撃したというのだ。これを聞いて笑えるかどうかは、どのくらい本気でビッグフットを信じているかによるかもしれない。
ミラー氏は今も現地調査を続けている。足跡の写真は拡散し、叫び声の録音は分析され、目撃者たちはそれぞれの体験を語り続ける。確かなのは、オハイオの森が今、50年ぶりに騒がしいということだ。そこに本当に何かがいるのか。答えは、森の奥深くに眠っているのかもしれない。
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2024.10.02 20:00心霊“子育て中かもしれない”ビッグフット一家が出没!? 巨大足跡と正体不明の叫び声に地元住民が恐怖=米オハイオのページです。ビッグフット、サスカッチ、オハイオ州などの最新ニュースは好奇心を刺激するオカルトニュースメディア、TOCANAで