人類文明が生き残る確率は10%未満…… 森林破壊が招く「数十年以内の崩壊」とは

科学者たちが人類文明の未来について、身の凍るような警告を発した。今のペースで森林破壊と資源消費が続けば、1万年続いてきた人類文明が、わずか数十年のうちに崩壊しかねないというのだ。
しかも、その崩壊を免れる確率は、最も楽観的なシナリオでさえ10%に満たないという。学術誌「Scientific Reports」に掲載された最新の研究が、世界に波紋を広げている。
6000万平方キロから4000万平方キロへ——消えゆく地球の森
研究を手がけたのは、英国のアラン・チューリング研究所と、チリのタラパカ大学の研究チームだ。
両者が発表した論文によれば、人類が地球の支配的存在になる以前、地球には6000万平方キロメートルという広大な森林が広がっていたという。
しかし現在、その森林面積は4000万平方キロメートルを下回るまでに減少しているとされる。研究チームはこのペースが続けば、今後200年以内に地球上の森林がすべて失われると試算している。
文明の崩壊は「最後の1本」を待たずに始まる
森林は酸素を生み出すだけでなく、生態系の食物連鎖の土台を支える存在でもある。論文は、人類を含む多くの生物種が森林なしに生存し続けるのは「極めて考えにくい」と指摘する。
さらに研究チームは、「最後の1本の木が伐採されるまで人類社会が無傷でいられると考えるのは非現実的だ」と強調している。
つまり、文明の崩壊が訪れるのは森林が完全に消滅するタイミングよりも、はるかに早いというのが研究チームの見立てだ。現在の人口増加率と資源消費——特に森林消費——のペースが続いた場合、「数十年」のうちに後戻りできない崩壊が始まる可能性があるとしている。
「ノー・リターン・ポイント」という後戻り不可能な分岐点
研究チームがコンピューターモデルによって導き出したのが、「ノー・リターン・ポイント(後戻り不可能地点)」という概念だ。
森林破壊のペースがこの地点に達するまでに改善されなければ、人口はそれ以上自らを維持できなくなり、破滅的な人口崩壊、あるいは絶滅にまで至るとされている。
論文は「現在のパラメータに基づく力学的推移として、資源消費による人類人口の破滅的崩壊が最も起こりうるシナリオである」と結論づけた。そのうえで、「われわれの文明が生き残る確率は、統計的に見て、最も楽観的なシナリオでも10%未満だ」と明言している。
この研究はあくまで一つの数理モデルに基づく予測であり、未来を確定的に保証するものではない。それでも、1万年続いてきた人類文明の存続確率が10%を切るという数字を、研究者たちが真剣に公表したという事実そのものが、看過できない警告であることは間違いない。
森林破壊のペースを変える猶予が、本当に「数十年」しか残されていないのだとしたら——。その分岐点は、私たちが思うよりもずっと近くまで迫っているのかもしれない。
参考:Daily Star、ほか
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2024.10.02 20:00心霊人類文明が生き残る確率は10%未満…… 森林破壊が招く「数十年以内の崩壊」とはのページです。文明、崩壊、森林破壊などの最新ニュースは好奇心を刺激するオカルトニュースメディア、TOCANAで