「猫は飼い主のことを食べたくて仕方ない」最新研究で判明! 特に好む部位も判明!
一般に、猫は獲物を捕るハンターでありゴミや死骸を漁るスカベンジャーではない。だが、猫は遺体の分解初期から体液が浸出し始める腐敗の初期段階まで、その肉を骨まで食べ続けた。また、興味深いことに、FIRSの敷地内には40体近い遺体があったにも関わらず、猫たちは特定の遺体だけを食べ続けた。さらに食べる部位にもそれぞれ好みがあるようで、ガルシア氏曰く「好き嫌いがある」とのことだ。
ガルシア氏はこの調査結果をまとめ、専門誌「Forensic Science」(2019年11月8日付)に論文を発表した。今回の調査結果はあまり知りたくないことではあったが、法医学の世界では犬猫などのペットが飼い主である人間の遺体を食べたケースはいくつも報告されているという。なお、その多くは社会的に孤立していた飼い主が突然死したようなケースで、突然動かなくなった飼い主を心配して噛んだり、遺体の発見が遅れたりした結果であると見られている。
研究者らは猫にとって人間の遺体が食料の一つであることを認めているが、だからといって猫への印象を変えることはないと話す。論文共著者のメリッサ・コナー氏は次のようにコメントしている。
「お腹が空いていたら食べるでしょ?」
参考:「Washington Post」、「Mirror」、「Forensic Science」、ほか
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2024.10.02 20:00心霊「猫は飼い主のことを食べたくて仕方ない」最新研究で判明! 特に好む部位も判明!のページです。猫、人間、米国、死体、死体農場、最新研究などの最新ニュースは好奇心を刺激するオカルトニュースメディア、TOCANAで