「本当に怖い村・エリア5選」吉田悠軌が徹底解説!事件、犬神、裏S区…「日本で1番やばいエリア」も発表!
4、大歩危(徳島県)
吉田 犬鳴村の伝説で「犬神の話」が出てきましたけど、徳島県三好市山城町「大歩危」は良い意味でやばい場所ですよね。啼爺(こなきじじい)伝説発祥の地で、世界妖怪協会の「怪遺産」としても認定されていて、同町には他にも60種以上の妖怪がいるとか。
そこで起きた私個人の「犬神エピソード」がありまして。
かつて大歩危に個人で活動していた霊能者がいまして。その方が代々家で守っていた「犬神社」というものがあったんです。
今はもうその霊能者は亡くなっていて、後を継ぐ家族もおらず、家の住人もいなくて。でも、「犬神社」だけは残っていて、大歩危の“妖怪マップ”みたいなのにも載ってるんです。で、その社の中には犬神様を祀った「丸い球体の石のご本尊」があるという。
それを知り合いから聞いた僕は、興味があったので「じゃあ見に行きましょう」って行ってみたんですよ。
――おお!
吉田 でも、社を開けてみたら、無くなっていたんです!そのご本尊が!!!
――えええ!
吉田 同行した人も毎年行ってる人なので「去年は確かにあったのに…」と驚いていました。でも、確実に誰かが盗んだみたいで。
――盗んでいいんですか?
吉田 ダメでしょ。確実に死ぬし。法的にも犯罪だし。なにより、盗まれているというということは、犬神のご本尊を使って何かをしようとする奴が今だにいるっていうことじゃないですか。だいぶヤバイですよね、このご時世に…。まだ犬神信仰って残っているんだなーと感慨深かったですね。
――今はどうなっているのでしょうか?
吉田 今は祠だけの状態ですね。霊能者も亡くなって、新しいものも作れないし。
――吉田さんが行ったタイミングで発覚するってすごいですね。
吉田 ビックリしましたよ。でも、これまでその地域の誰も触れることすらできなかった「犬神様のご本尊」を盗んだ人間がいるわけですから。その人はこれから祟りに襲われるかもしれませんね。
――触ってもいけないんですか?
吉田 触ったらやばいから。犬神だから。これまでも、祠がボロボロで底が抜けてしまって、修理しようとかあったみたいなんですけど、触れないから誰も何もできなくて、ずーっとそのままになっていたほどなんですよ。
――それを盗んだわけですね、それはやばい!いずれ戻しにくるかもしれないから監視カメラをつけておきたいものですね。
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2024.10.02 20:00心霊「本当に怖い村・エリア5選」吉田悠軌が徹底解説!事件、犬神、裏S区…「日本で1番やばいエリア」も発表!のページです。吉田悠軌、杉沢村、犬鳴村、裏S区などの最新ニュースは好奇心を刺激するオカルトニュースメディア、TOCANAで