ついに“不食人間”の秘密解明か!? 「〇〇が超絶活性化」1日1食で生きる筆者の神秘的すぎる体調も暴露!
・ 長南年恵(ちょうなん としえ)(1863~1907)
1863年生まれの明治時代の伝説的な超能力者の一人だが、心霊現象を研究していた俳優の丹波哲郎氏の『霊人の証明』などの著書により、現代でもその名が知られている。彼女は20歳の頃から食事を摂らなくなり、生水の他には生のサツマイモを少量食べるだけだった。
また空中から水を取り出す超能力でも知られたが、それで病気を治すことが詐欺行為にあたるとして何度か逮捕された。最も拘置期間が長かったのは60日間で、もちろん一切食事は摂らなかったために、逆に彼女の能力が証明される形となった。
・ ジャスムヒーン(1957~)
次に、現代に生きる不食者を紹介する。オーストラリア生まれのジャスムヒーン氏は、水や固形食を摂らずに、「プラーナ」を栄養として生きている人として知られる。プラーナはヨガで宇宙に充満する未知のエネルギーとされる。
彼女は25年ほど前に「ブレサリアン(breatharian)」となったが、これは「breath」つまり呼吸だけで栄養を取って生きているという意味がある。一般に不食や小食の人々は実年齢よりも若く見える場合が多いが、今年撮影されたYouTubeの映像を見ても、63歳とは思えない若さと美貌を維持している。
過去の記事で紹介したように、彼女は2000年に「裏ノーベル賞」とも呼ばれるイグ・ノーベル賞を受賞しているが、これは人間が何も食べずに生きることはあり得ないという皮肉を込めた受賞なのだろう。
・ 森美智代(1962~)
大阪府で鍼灸院を営む鍼灸師。20代の頃に脊髄小脳変性症を患い歩行困難となったが、甲田光雄氏の断食療法で健康を取り戻した。その後、1日に青汁1杯しか口にしない生活を始めて20年以上経つ。2010年にはドキュメンタリー映画『不食の時代』に出演して注目を集めた。
森氏の場合は積極的に不食を始めたわけではなく、断食と少食療法を繰り返すうちに、それでも体重が増え続けたため、次第に食事量を減らしていき、青汁を飲むだけで他に何も口にしなくてもよくなっていった。
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