長生きのためなら手段を選ばない過激派組織「延命主義者連合」の主張とは!?
2022.06.01 11:30
「私たちは年を取った時に、病気にならないことだけを望んでいるのです」と言う。社会が不死の概念にどんなに反対しようとも、アルツハイマー病や、心臓血管系疾患に見舞われることを望んでいる人など誰もいない。
そこでデ・グレイ氏は、延命学とは、年齢関連の病気の治療法を開発する行為であり、要は「死因」を減らすことだと言う。デ・グレイ氏にとって、延命の利点はアルツハイマー病にかからないことであり、無限の命は副産物に過ぎず、目標ではないと語る。
欧米の「延命主義者」の過激さ、熱量は凄まじいものがあるが、長生きしようとして、健康を害しては元も子もない。デ・グレイ氏の言葉、「革新的発明の日が来るまで健康を保って待つ」のが、最も冷静で賢いのかもしれない。
参考:「The Guardian」、ほか
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