沖縄の霊能者「ユタ」を祖母に持つ男性の数奇な体験談 政治家も通う凄腕ユタがいる家庭の非日常

高江洲 沖縄の某市長さんは運転手の頃から知っていますよ。1回目と2回目の選挙のときには当選するために祖母に「御願(ウガン)してください」と頭を下げに来てました。でも3回目は調子に乗ったのか来なかった。すると次は落選したみたいで4回目の選挙のときには、また来てましたね。
祖母の元には多くの人が訪ねてきましたが、一番変わっていたのは祖母だったと思います。「かみじゃ(上座→神座)」といって「かみごと」専用の部屋があるんですけど、そこで相談者には目もくれず、相談者の横の見えない誰かに話している姿をよく覚えています。でも、これが日常でしたし、そういうものかと思っていました。
――やはり霊能力を継承されたんですか?
高江洲 沖縄のユタの霊能力は隔世遺伝すると知られています。つまり祖母から孫へ伝わる場合が多いんですね。その意味では私よりも弟のほうが霊能者としての素質がありました。祖母とずっと一緒にいたのも彼です。一方、弟に比べて私には素質がなかったのですが、2020年頃から異変が起こり始めたんです。

――どんな異変が起こったのですか?
高江洲 33才を過ぎたあたりからですね。私は視えるのではなく感じることが多かったです。建築業界で働いていましたし、行く先々の現場で、ここは本当に嫌な場所だなと思ったり、体調を崩したりしてました。まるで自分の中に別の誰かがいるような感じで「場所が悪い」「家に帰りたくない」と思うんです。一週間以上の不眠も続いたので受診すると、パニック障害とうつ病だと診断されました。
そして、4年ほど療養しながら、できる仕事をして何とか暮らし、趣味で怪談YouTuberとして活動し始めました。すると、ある日突然、コメントの文字が躍るようになったんです。もちろん見間違いだと思いましたよ。さらにコメント欄の文字の踊り方で、視聴者の体調や内面がわかるようになってしまった。これは何かがおかしいと思い、祖母のこともあったので霊能者に相談したんです。そして「神ダーリ(神憑り)」だと言われました。後で知りましたが、祖母の神ダーリと症状がそっくりでした。通常、神ダーリは2年くらいで終わるんですが、自分にそんなことが起こるなんて思っていませんでしたから、長引きましたね。
いまは神ダーリを抜けるために、とある高名なユタの方の指導を仰ぎながら、修行しています。
――どのような修行を?
高江洲さんのTwitter:@Kumadakumagoro1
高江洲さんのlit.link:kumagorun
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2024.10.02 20:00心霊沖縄の霊能者「ユタ」を祖母に持つ男性の数奇な体験談 政治家も通う凄腕ユタがいる家庭の非日常のページです。ユタ、沖縄、霊能者などの最新ニュースは好奇心を刺激するオカルトニュースメディア、TOCANAで
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