「わたし、死んじゃったの…」少女の霊が出る鹿児島の無人温泉!地元民が拒絶する激ヤバ心霊スポット

鹿児島県の鹿児島市から村営フェリー『としま2』に揺られて南下すること約6時間。鹿児島県の某島に、『X温泉』という温泉施設がある。この施設は、マグロやアラなどといった魚を釣るためにやって来る釣り客や地元の人のために造られたものだが、地元の人に行くのを止められるという不思議な温泉施設だ。
鹿児島市内にある温泉宿で会った50代くらいの虚無僧の紹介で、40年くらい前から島で民宿を経営しているAさんを訪ねると、『X温泉』にまつわる奇妙な話を聞くことができた。
「X温泉で黄色っぽい着物を着た女の子の幽霊が目撃されたのは、昭和40〜50年代のことになります。鹿児島から船に乗って診療に来ていたお医者さんが、キレイな花を摘んでいるところを見ています。集落から9キロも離れているのに一人でいるのはおかしいと思って声をかけると、『わたし、死んじゃったの……』と言って、しくしくと泣き始めたそうです。お医者さんは、民宿に連れて帰ろうとしたのですが、原生林の中に消えてしまったそうです。ここだけの話ですが、昭和30〜31年頃、小学校に入ったばかりの女の子が亡くなっているんです。その子は、島に養子に来た子だったのですが、釘を踏み抜いて破傷風にかかってしまいました。通報を受けて鹿児島から飛んで来たヘリコプターが上空から注射器などを落とそうとしたのですが、風雨の強い日だったので何をすることもできませんでした。黄色っぽい着物を着た女の子の霊は、その日の晩に亡くなったHちゃんに良く似ているそうです……」
『X温泉』は、無人の温泉施設で、浴室は、男女別となっている。浴槽は、丸い石で造られた岩風呂となっており、窓が2面あるために明るい光が差し込んでくる。施設内には、畳の大広間があり、以前は、休憩施設として利用されていたこともあった。


この島には、民宿が何軒かある。もちろん、四季を通じて美味しい魚料理を出してくれるので嬉しい限りだが、旅の醍醐味というのは、旅をしながら見つけた風変わりな宿に泊まることだったりもする。そのため、『X温泉』の名前自体は、旅行者の間でも良く知られている。
鹿児島市内にある温泉宿で会った50代くらいの虚無僧は島に着いてから『X温泉』に数泊しようとしていた。しかし、島民にその場所を尋ねると、それとなく敬遠する素振りを見せていたという。「おかしいな?」と思って、漁師のBさんにツッコミを入れると、この施設は、島民も恐れるような心霊スポットだったことが分かった。虚無僧といっても、一人の人間であることに変わりはない。僧は、この施設に泊まるのを止めて、民宿に数泊した。

筆者は、霊感の強い方ではない。そんなことから、「昼間なら、まぁ、大丈夫だよ。あの子が出たら逃げればいい(笑)」というAさんと『X温泉』に行ったが、大広間に座っていると、何とも言えない妖気を感じた。そして、耳を澄ましてみると、幼い女の子の吐息が聞こえてきた。ちょっと前まで温泉に浸かっていたAさんは、「長居をするのは避けよう。あの子が来るかもしれない。やばいやばい!!」などと言うと、慌てて玄関の扉を閉めて、乗って来た軽自動車に飛び乗った。
もう2度と『X温泉』に行くことはないだろう。もしも、Hちゃんが出てきたら、どんなことになるか分からない。そして、あのような妖気は、一生感じたくないのだ。
(写真・文:小倉門司太郎)
※当記事は2018年の記事を再編集して掲載しています。
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