「自分の死を映画館で鑑賞した」サプリの有毒物質で“45分間死んだ”元ボディビルダーが臨死体験で見たもの

元ボディビルダーの男性が、有害な薬物の副作用により約45分間死亡し、その間の臨死体験を「まるで映画のようだった」とTikTokで語り注目を集めている。一体、彼は何を見たのだろうか?
レストランのトイレで起きた悲劇…そして奇妙な体験
TikTokアカウント「@after.life.echoes」に投稿された動画で、この元ボディビルダーの男性は、摂取していた新しいサプリメントに有毒物質が含まれていたことが原因で、レストランのトイレで過剰摂取を起こし、深刻な状態に陥ったと語っている。救急隊員によると、彼が発見された時、体は冷たくなっており、推定で30分から40分間死亡していたという。
しかし、その間、彼の意識は完全に消えていたわけではなかった。彼は、一時的に「向こう側」へ渡ったと確信しているのだ。
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映画館の特等席から自分の「死」を鑑賞?
彼が体験した臨死体験は、実に奇妙なものだった。まるで、ふかふかの映画館の椅子に座って映画を観ているような感覚だったという。ただし、スクリーンに映し出されていたのは、床に倒れている彼自身の亡骸だった。
「すべてを上から見ていたんだ。でも奇妙なことに、自分の死体を見ているのに、それが自分だとは全く感じなかった」と彼は語る。さらに、「まるで、自分そっくりの格好をした役者が映画に出ているのを見ているような感じ。『あれは僕じゃない、だって僕はここで映画を観ているんだから』ってね」と説明した。
この奇妙な感覚のせいで、彼は自分が実際に死んだことを理解していなかった。さらに驚くべきことに、彼はレストランにいたシェフを含む全員の心の声が聞こえたと主張している。「僕のバックグラウンドはテレビや映画関係だから、『監督はなんでこんなに登場人物全員の心の声を過剰に演出しなきゃいけないんだろう』なんて思ったよ」と、当時の心境を語った。

救急車の中で見た光、そして生還
彼は、自分の体が遺体袋に入れられ、救急車に運び込まれるのを見ていた。そして、搬送されている最中に、光が見え始めたという。
その時、救急隊員の一人が「こいつは死んでないぞ!」と叫ぶのを聞いた。救急隊員が遺体袋のジッパーを開けると、彼がまだ生きている兆候を発見したのだ。
その瞬間、男性はついに自分が自身の死を目の当たりにしていたのだと理解し始めたという。有害な薬物による予期せぬ「死」と、そこからの生還。そして、まるで映画のワンシーンのような臨死体験は、彼にとって忘れられない強烈な記憶として刻まれたことだろう。
参考:Daily Star、ほか
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2024.10.02 20:00心霊「自分の死を映画館で鑑賞した」サプリの有毒物質で“45分間死んだ”元ボディビルダーが臨死体験で見たもののページです。臨死体験、NDEなどの最新ニュースは好奇心を刺激するオカルトニュースメディア、TOCANAで