アポロ11号「月面着陸」の裏話! ニクソン大統領が極秘に用意していた“宇宙飛行士の死”を告げる幻の演説とは

1969年7月20日、アポロ11号は人類初の月面着陸に成功し、ニール・アームストロングとバズ・オルドリンは無事に地球へ帰還した。
だが、ホワイトハウスの引き出しの奥には、決して読み上げられることのなかった”もう一つの演説”が眠っていたことをご存知だろうか。もし着陸船が月面から離陸できず、2人が帰還不能になっていたら——リチャード・ニクソン大統領はその瞬間に備え、まったく別のシナリオを用意していたのだ。
「月に眠る」——幻の弔辞に込められた言葉
ニクソンのスピーチライターだったウィリアム・サファイア氏は、「月面での惨事に際して(In Event of Moon Disaster)」と題した非常用の原稿を極秘に用意していた。
その内容は、探査のために月へ向かった者たちが、そのまま月で安らかに眠ることになるという厳粛な書き出しから始まり、アームストロングとオルドリンの犠牲を人類全体の探求心と結びつけて讃える弔辞だったという。
古来、人々は夜空の星々に英雄の姿を重ねてきた。この演説もまた、2人を「肉体を持った現代の英雄」として星々になぞらえる内容だったと伝えられている。世界中の人々が夜空を見上げるたび、月のどこかは永遠に人類のものだと感じられるように、という一節も含まれていたという。

交信を絶ち、聖職者が祈りを捧げる——知られざる緊急プロトコル
演説文だけでなく、NASAとホワイトハウスは万一の際の具体的な手順まで詰めていたとされる。
まず、地上との交信担当がアームストロングとオルドリンとの通信を打ち切り、月面に取り残された2人を静かに見送る段取りだったという。
その後、聖職者が2人の魂を送り出す儀式を執り行う予定だったと伝えられている。これは海で命を落とした船員を弔う「水葬」の作法になぞらえたものだった。
宇宙飛行士たちの家族には、最悪の事態が公表される前に個別の連絡が入る手はずも整えられていたという。壮大な成功の裏側で、これほど具体的な”終わり方”まで想定されていたことに驚かされる。
実際にかかった「歴史上最も歴史的な電話」
実際には着陸は成功し、月面に降り立った直後、ニクソンはホワイトハウスの執務室からアームストロングとオルドリンに電話をかけている。この通話は後に「ホワイトハウスから架けられた、最も歴史的な電話」と呼ばれるようになった。
3人目のクルーであるマイケル・コリンズは司令船コロンビアに残り、地球との通信と撮影を担当。7月24日、3人は太平洋に着水し、無事に地球へ帰還を果たした。
幻の演説原稿はその後、国立公文書館に保管され続けた。1999年、月面着陸30周年を機に、サファイア氏本人がNBCの番組「ミート・ザ・プレス」に出演し、この原稿の存在を初めて公にしている。
幸いにも、この原稿が読み上げられる日は来なかった。だが人類初の月面着陸という栄光の裏側で、ホワイトハウスが本気で”最悪のシナリオ”に備えていたという事実は、あの成功がいかに際どい賭けの上に成り立っていたかを静かに物語っている。
参考:Mental Floss、ほか
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2024.10.02 20:00心霊アポロ11号「月面着陸」の裏話! ニクソン大統領が極秘に用意していた“宇宙飛行士の死”を告げる幻の演説とはのページです。月面着陸、アポロ11号、ニクソンなどの最新ニュースは好奇心を刺激するオカルトニュースメディア、TOCANAで

