【アポロ計画の真実】月面着陸フェイク説はもう限界!? 「足跡」「月の石」「数万人の口封じは不可能」……科学が突きつける真実

NASAがアポロ11号の57周年を祝う中、月面着陸に関する陰謀論が再びインターネット上で再燃している。しかしながら月面着陸が本当であったことを示す3つの“動かぬ証拠”あるのだ。
1.月面上の人工物
NASAが月面探査のために実施した全てのミッションを通じて、放棄された着陸機、探査車、そしてさまざまな科学機器の痕跡が残されてきた。
これらは地球からは見えにくいものの、近年の探査ミッションによって、それらが今も存在していることが確認されている。
2011年、月探査機「ルナー・リコネサンス・オービター」は、史上最高解像度で月面をマッピングし、数百テラバイトもの画像を生成した。この探査機は、アポロ12号、14号、17号の3つの着陸地点を、かつてないほどの精度で撮影した。
アポロ12号着陸地点の写真では、風のない月の表面に数十年にわたって完璧な状態で保存されてきた宇宙飛行士の足跡さえ見ることができる。
それでも納得できないなら、宇宙飛行士が設置した科学機器から得られたデータを見ればよい。アポロ11号、12号、14号、15号、16号はすべて、月面地震計を設置し、月面衝突が地球に及ぼす影響を測定した。
そして最も確固とした“置物”は、アポロ11号が「月面レーザー測距反射鏡アレイ(LRRA)」と呼ばれる装置を設置したことであり、これは今も利用することができる。

2.月の石
アポロ計画の全ミッションを通して、NASAは合計で382kgの月の岩石と破片を持ち帰った。日本では新旧の大阪万博で展示された“月の石”も有名だ。
これらの岩石は、ロシアや中国の研究所を含む世界中の研究所に分析のために配布された。
月の石には、地球とは異なる鉱物と同位体の組み合わせが含まれている。科学者たちはこれらのサンプルを月からの隕石と比較することもできる。
今日ではこれらのサンプルを中国の嫦娥5号と嫦娥6号ミッションによって採取された月の石と比較することさえ可能である。
NASAが持ち帰った月のサンプルは、月に関する我々の科学的知識の基礎となっている。地球の岩石と似ているがわずかに異なる月の石は、それらが共通の起源を持つ可能性を示唆している。

3.偽造の難しさ
月面着陸が実際に起こったという最も有力な証拠の一つは、それを偽造することがきわめて困難であることだ。
月面着陸時に撮影された8000枚以上の写真、数千時間に及ぶビデオ映像、そして無数の航空機と地上との交信記録はすべて一般に公開されている。
これらの写真が改ざんされた、あるいは月面で撮影されたものではないという確たる証拠は、これまで一切見つかっていない。
同時に、各ミッションは複数の国のモニターによって無線信号を用いて綿密に追跡され、不正行為は一切検出されなかった。
アポロ計画自体には、科学者から清掃員、警備員に至るまで、膨大な数の人々が関わる必要があった。つまり何万人もの人々を陰謀に関与させることは事実上不可能である。
懐疑論者からは月面着陸の写真には星が写っていないことを指摘する声もある。
月面では大気がないため空は黒く見えるものの、昼間の月面は地球の晴れた日と同じくらい明るい光が地面を照らしている。明るく照らされた宇宙飛行士と微かな星の両方を鮮明に写し出す写真を普通は撮影できないということだ。
“月面着陸陰謀論”は時を経て何度も再燃してくるのだが、しかしこうして“動かぬ証拠”が確固として存在している。未来に目を向け今後はアルテミス計画の進捗に注目していきたいものだ。
参考:「Daily Mail」ほか
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