「ビッグバン以前にも実際に時間は存在」英大学が提唱! 超時空な特異点「ヤヌスポイント」の先の並行宇宙がヤバい
■常識の先へ! 並行宇宙が生まれる余地も
英オックスフォード大学の博士研究員であるデイビット・スローン氏が、研究の趣旨について述べた。
「われわれは新しい原則を導入せず、アインシュタインの一般相対性理論に手を加えません。理論上の事象に対する解釈だけを改めてゆきます」(デイビット・スローン氏)
その解釈について、既存の物理学の用語を使って表現することは難しい。ただし研究者たちは、それが素粒子物理学上の対称性に大きな含みを持たせ、反物質を基にした宇宙さえも生み出すことができると確信している。
また、2014年に並行宇宙が存在するという多元宇宙論を補強する学説が、伝統ある「サイエンティフィック・アメリカン」紙に掲載されたことも考慮しておきたい。そうすることで、ヤヌス岬を利用して特異点という難題を克服する今回の試みは、ひときわ輝きを増してくる。
従来の常識を覆しうる画期的な解釈をとりこんだ議論は近い将来、必ず盛り上がりをみせるだろう。ひょっとするとヤヌス岬の対岸にある並行宇宙においても、同様の議論が巻き起こっているのかもしれない。
画像は「Wikipedia」より 科学に強い関心を寄せる人々のみならず、より大衆的なSFファン層にも遠大なロマンを感じさせる注目の研究内容である。
(文=Forest)
参考:「Science Alert」、ほか
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