【ガチ】脳のある部分に電気を流すと人は喜び、幸せになり、心から笑うと判明！ “真の幸せ”は電流から!!

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　これまでの研究でも脳の特定の部位を刺激することで、笑いを誘発させられるケースが報告されているが、実のところそれらはワキ腹をくすぐられて笑うような種類の、いわば内容のない笑いであるという。しかし今回研究チームが突き止めた笑いは、喜びを実感する心の底からの笑いであるということだ。それらは患者からの報告で確かめられている。

　研究チームはまた、実際に電流を流さずに「今スイッチを入れました」とウソを伝えるテストも行ったが、口で伝えられても電気刺激がなければ患者は笑顔を見せることはなかった。そしてこの“施術”による副作用は何も発見できなかったということだ。今後のてんかん手術にとってきわめて有益な研究になったことは間違いない。

■過去の悲しい記憶のショックが和らぐ

　今回の研究はてんかんの手術法の開発に活用できるばかりでなく、うつや不安障害、PTSDなどの各種のメンタルの疾患への治療法としても期待が持てることが指摘されている。

　脳への電気刺激によってこうした精神疾患を軽減・治療することが思い描かれているのだが、将来的には光パルスや超音波などを用いて外科的措置を取らすに脳を刺激する方法も考えられているということだ。

　そして研究チームは今回の“喜び”だけでなく、人間のあらゆる感情とそれに関係する脳の部位を特定した“脳神経マップ”の制作にも意欲的であるという。脳と感情のメカニズムの解明が進めば、さまざまな医学的治療に応用できるだろう。

 
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