世界で確認されたカニバリズムの恐すぎる実話10選! 追悼、儀式、薬用… 人間が「共喰いする本当の理由」!
2019.06.16 14:00
3. パプアニューギニアのビアミ人
パプアニューギニアには人間を殺して食べるという“孤立した”文化があることが知られている。しかし、この数十年は食人は行われていないということだ。
2011年、イギリスのテレビ番組ホスト、ピアーズ・ギボン氏がビアミ人グループを訪問し、インタビューを行った。すると彼らは、食人について嬉しげに語った。年かさの男はかつて、死にかけている夫の悪口を言った2人の女性を豚のように火の上で焼き、食べたと話した。
4. パプアニューギニアの先住民族
パプアニューギニアには、前出のビアミ人とは別の少数部族フォレ族が存在する。フォレ族も食人の慣習を持つも、それが「クールー病」と呼ばれる致命的な脳疾患を引き起こし、壊滅的な打撃を受けた。フォレ族は1950年代に食人をやめ、その後、クールー病は減少したという。
しかし、部族全員がクールー病で死んだわけではなく、生き残った何人かはクールー病やその他の狂牛病のような「プリオン病」から身を守る遺伝子を持っていると考えられている。研究者たちは、これを非常に興味深いケースと考え、フォレ族を研究することで、クールー病や狂牛病を防ぐ遺伝的突然変異を発見できると予想している。
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