ナイジェリアで隕石落下「家100軒が一瞬で吹っ飛ぶ」緊急事態！ 轟音と超巨大クレーター… 謎の金属片発見でUFO疑惑も

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■隕石検知技術の開発は急務の課題

　クレーター内部には異質な岩石や奇妙な金属の物体が見つかっているのだが、これはもちろん隕石の成分であると考えられる。オルタナティブメディア「Before It’s News」の記事では金属片が多い点に着目し、超高速で地面に激突してバラバラに粉砕されたUFOである可能性にも触れている。UFOだとすれば話はまた別の展開を見せることにもなるだろう。

　ナイジェリアに大型の隕石が落ちたのはこれが初めてのことではない。1962年にはナイジェリアのザガミ地方に隕石が落下し、“ザガミ隕石”と名づけられた。ザガミ隕石は火星由来の隕石であるとされ、原石が18㎏回収され一部は宝石類に準じた希少鉱物として売買されている。

　また最近の例では、2019年3月30日、米・フロリダ州北部で夜空で閃光を放ちながら隕石が落下している。

　1000人を超える負傷者を出した2013年2月15日のロシア・チェリャビンスク州の隕石落下もまだ記憶に新しいが、大気圏に突入する隕石や小惑星にいかに早く気づけるかが重要。検知技術の開発は依然として人類の急務の課題である。

参考：「Before It’s News」、「BefMedia」、ほか

文＝仲田しんじ

仲田しんじ

場末の酒場の片隅を好む都会の孤独な思索者でフリーライター。
興味本位で考察と執筆の範囲を拡大中。
ツイッター　@nakata66shinji

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