「モンサント・グリホサート禁止」西アフリカも決定! 日本は未だ販売…英博士「群を抜いて最も有毒」


 しかし農業大国であり、日本人の食生活に大きく影響するカナダ、米国、メキシコでは、まだ禁止措置がなされていないのが実情だ(メキシコは禁止措置を将来的に取る予定あり)。

 このようにラウンドアップの危険性への認識は、世界共通のものとなりつつある。トーゴのような国々が前進する一方、店頭でラウンドアップが堂々と売られているのは、先進国では日本ぐらいだと言われている。

「ISHN Magazine」の記事より

 今年、ドイツのバイエル社は、ラウンドアップの発がん性をめぐって起こされた10万件にも及ぶ訴訟で、約1兆2000億円の和解金を支払うと発表した。

 いったいなぜ、これほど問題のあるラウンドアップが、日本市場で販売できるのだろうか。そこには、政治そして企業の大きな闇があることは間違いない。今後も引き続き、ラウンドアップについて注目していきたい。

参考:「Collective Evolution」、「ISHN Magazine」ほか

文=三橋ココ

TOCANA編集部

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