2021年5月8日~10日に中国の大型ロケット「長征5B」が地球衝突! またも中国…落下場所は?
中国がまたしても巨大で危険な“宇宙ゴミ”を地球に落下させる――。制御不能の中国の大型ロケットが大気圏に再突入するのは早くて明日8日になるという。今のところこの世界のどこに落ちるかわからないというから不気味だ。
■5月8日以降、中国の大型ロケットが空から落ちてくる
4月28日に打ち上げられた中国の最新鋭大型ロケット「長征5B」は現在、制御不能になっている。
ペンタンゴンなどによれば、この長征5Bは5月8日頃に地球の大気圏に再突入することが予想できるという。そしてどこに墜落するのかは現状ではまったく予想できない。

ペンタゴン(米国防総省)のスポークスマン、マイク・ハワード氏は声明の中で中国の長征5Bロケットが「5月8日頃」に出現することが予期されるとアナウンスしている。
ハワード氏によると、ロケットの正確な進入地点は再突入してみないとわからないという。しかし位置に関する情報は「Space-Track.org」のウェブサイトで提供されるということだ。
「Aerospace.org」もロケットを追跡しており、6日の時点で再突入は5月9日午前2時34分のプラスマイナス21時間と予測している。もちろん再突入の直前まで予測が変わる可能性がある。

いつ、どこに落ちるのかわからないという点では不気味このうえないのだが、しかし慌てる必要はないという。ハーバード大学の天体物理学者であるジョナサン・マクダウェル氏はCNNに「それがあなたを襲うリスクは信じられないほど小さい。だから私はこのことで1秒の睡眠も失うことはないだろう」と語っている。
太平洋は地球の大部分を覆っているので、破片は太平洋のどこかの海に飛び散る可能性が高いと説明している。マクダウェル氏はまた、破片が到着すると予想される期間を5月8日から10日の間と設定した。
もちろん過度に恐れることはないが、期間中は随時情報をチェックして慌てることがないように過ごしたいものだ。
■2018年には「天宮1号」が南太平洋に落下
現在制御不能の長征5Bは、4月28日に中国の新しい次世代宇宙ステーション「天宮」のコアモジュールである「天和」の打ち上げに使われた。この宇宙ステーションは2022年後半に完成する予定で、中国の宇宙開発の拠点として機能する手筈になっている。
ロシアの国営宇宙企業「ロスコスモス」の声明によると、長征5Bのコアステージは全長33.2m、重量は約18トンでである。大気圏再突入でかなりの部分が燃え尽きるのだろうが、元々のサイズが大きいだけに不吉であることは間違いない。
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2024.10.02 20:00心霊2021年5月8日~10日に中国の大型ロケット「長征5B」が地球衝突! またも中国…落下場所は?のページです。仲田しんじ、天宮1号、宇宙ステーション、宇宙開発、長征5B、大気圏突入などの最新ニュースは好奇心を刺激するオカルトニュースメディア、TOCANAで
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