【緊急警告】やはり6月中に日本で超巨大地震発生か！ 小笠原沖「深発地震の法則」発動、過去データ分析で想像以上にヤバい実態判明！

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■深発地震の後に大地震、一体なぜ!?

　このように、日本周辺で深さ500km以上の深発地震が起きると、その1ヵ月以内に国内で大地震が続くケースは非常に多い。筆者は昨年の記事で、異常震域を伴う地震の後で大地震が起きる傾向を発見し、「異常震域の法則」として紹介した。この法則では、地震が起きるエリアが2パターンあり、ある程度震源を絞り込むことができた。では、今回の「深発地震の法則」はどうだろうか。

　実は、過去の事例を注意深く分析すると、ある程度見えてくることがある。たとえば、小笠原諸島で深さ500km以上の深発地震が起きた場合、その震源が属するフィリピン海プレート上のどこかで大地震が続くことが多いのだ。もちろんフィリピン海プレートの深発地震後にオホーツクプレート上や沖縄プレート上での大地震が続くという例外も見られるものの、概ね前述のような規則性を見出だせるようだ。

　さて、先月の記事で「5月26日の月食・スーパームーン、6月10日の日食と続く期間は、大地震や火山噴火に要注意」と警告したが、その後に実際どのようなことが起きたかというと、以下のような地震・噴火が相次いだ。

凡例：【月】月食、【日】日食、【S】スーパームーン、【-7】月食などの7日前

【-7】2021/05/19：イタリア・ストロンボリ火山噴火
【-7】2021/05/19：イタリア・エトナ火山噴火
【-4】2021/05/22：中国青梅省、M7.3、死者3人
【-4】2021/05/22：コンゴ・ニーラゴンゴ山噴火、死者32人
【月】【S】2021/05/26：皆既月食
【+4】2021/05/30：イタリア・エトナ火山噴火
【+5】2021/05/31：アラスカ州チカルーン、M6.1
【日】2021/06/10：金環日食、新月

　これはまだ要注意期間の前半部分に過ぎず、幸いにも現在までのところ日本での大地震や噴火は起きていない。だが、さらに先月の記事では、日本で起きるM7.0以上の大地震は6月が最も多いことを紹介した。これらを考慮すれば、6月前半は何重の意味でも地震・噴火に注意が必要だといえる。

文＝百瀬直也

百瀬直也

超常現象研究家、地震前兆研究家、ライター。25年のソフトウエア開発歴を生かしIT技術やデータ重視の調査研究が得意。
Webサイト：百幸.com
ブログ：『探求三昧』
note
Twitter： @noya_momose

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