「今世紀中に6分の1の確率」で起きる文明崩壊 —— 人類が生き延びられる国ランキング、まさかの日本の順位

小惑星衝突、核戦争、パンデミック——人類文明を揺るがしかねない「世界滅亡級」の脅威は数あれど、いざそのときが来たら、いったいどの国に逃げ込めば生き延びられるのか。
査読誌「グローバル・チャレンジズ」に掲載された最新研究が、この問いに挑んだ。ドイツ・ハーゲン大学のフローリアン・ウルリッヒ・イェン博士率いる研究チームは、数百本の災害関連研究を精査し、「最も生き延びやすい国」のランキングを算出したという。
人類を脅かす「3つの終末シナリオ」
研究チームによれば、真に地球規模の破局をもたらしうる脅威は、大きく3つのカテゴリーに分類されるという。
まず、火山噴火や核の冬、小惑星衝突などによって大量の塵が太陽光を遮り、急激な気温低下を引き起こす「急激な日照減少シナリオ」。
次に、太陽フレアによる大規模な地磁気嵐や核兵器の高高度電磁パルス、大規模サイバー攻撃などで電力・交通・食料生産が同時に麻痺する「地球規模インフラ喪失」。
そして、自然由来あるいは人為的な生物災害が大陸規模・地球規模で大量の犠牲者と社会混乱を招く「地球規模生物学的リスク」だ。
イェン博士によれば、これらのリスクが実際に発生する確率は災害の種類によって大きく異なり、人間の行動次第で左右されるため予測が難しいものもあるという。具体的には、今回想定される規模の火山噴火が今世紀中に発生する確率はおよそ6分の1、同規模の地磁気嵐が10年間に発生する確率は1〜12%程度と試算されている。
「最強のサバイバル国」1位はオーストラリア、日本はまさかの3位
研究チームは、裕福で民主的、本土から離れた場所にあり、大規模な工業・農業基盤を持つ島国であるほど、これらの破局的リスクに対する耐性が高いと結論づけた。
こうした条件を総合評価した結果、堂々の1位に輝いたのはオーストラリアだった。イェン博士は、豊富な食料生産力、紛争地帯からの距離、気温変化を緩和する広大な海洋、今も残る鉱山・工業・製造業の基盤、資源を再利用する余地の広さ、そして高い統治の質と低い格差を評価の理由に挙げている。
気になるランキングの全貌は以下の通りだ。
1位 オーストラリア
2位 ニュージーランド
3位 日本
4位 スイス
5位 アルゼンチン
日本が3位に入っている点は見逃せない。もっとも、ニュージーランド・日本・アルゼンチンはいずれも長い海岸線を持ち、小惑星衝突が引き起こす津波のリスクにさらされる。さらにスイスを除く各国は、東南アジアや南米に点在する将来噴火しうる火山群の近くに位置するという弱点も抱えている。
「島国」であることの功罪、そしてイギリスの厳しい現実
興味深いのは、ある災害への強みが別の災害への弱みに転じる点だ。オーストラリアのような島国は、海に囲まれているからこそパンデミック時に国境を封鎖しやすい。だが一方で、世界的なサプライチェーンの寸断や燃料不足には、かえって脆弱になりかねないという。
事実、イェン博士自身も、オーストラリアが多くの輸入品に今なお依存している以上、真の意味で自給自足できているわけではないと釘を刺している。
対照的に厳しい評価を受けたのが英国だ。イェン博士によれば、緯度が高く北に位置するため日照減少シナリオでの気温低下が深刻になりやすいうえ、NATO加盟国として核戦争の標的になりやすく、地磁気嵐の高リスク地帯にも含まれるという。
ただし、世界でも有数の充実した「国家リスク登録簿」を整備し、国家的なレジリエンス向上への取り組みだけは始まっている点は評価に値するとも付け加えている。
避難先ランキングの1位を勝ち取ったオーストラリアでさえ、海外からの輸入なしには立ち行かないという現実を突きつけられた今、真に「自己完結」できる国など、地球上のどこにも存在しないのかもしれない。3位にランクインした日本が、この特異な立ち位置をどう活かせるのか——その答えはまだ誰にも分からない。
参考:Daily Mail、ほか
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2024.10.02 20:00心霊「今世紀中に6分の1の確率」で起きる文明崩壊 —— 人類が生き延びられる国ランキング、まさかの日本の順位のページです。文明、終末、崩壊などの最新ニュースは好奇心を刺激するオカルトニュースメディア、TOCANAで