インド上空に「異次元ポータル」が出現!? 「空中に発光しながら浮遊」

 インドのある女性が、街の上空に出現した光り輝くドアのような不思議な長方形の撮影した。この奇妙な光景は、23日日曜日の夕方、アディティ・シンさんがベンガルール市の彼女の家に帰る道すがらに撮影されたと伝えられている。動画をインスタグラムで公開した彼女は、コメント欄で「友人が私を家まで送ってくれたとき、上空に何か変わったものがあることに気づきました」と語っている。

 それは謎の光る四角い枠のようなもので、「空中に発光しながら浮遊する何かがあるように、雲がぶつかっていた」という。彼女によるとこの奇妙な光景は約90秒間続いたが、やがて異変は消え去り「空は雲でいっぱいになった」と述べている。彼女自身も空に現れたものについてのこれ以上の説明を持ち合わせておらず、最終的にこの謎の長方形の原因を特定できる人がいないか尋ねている。

インド上空に「異次元ポータル」が出現!? 「空中に発光しながら浮遊」の画像1
画像は「YouTube」より

 シンさんの動画がSNS上でシェアされると瞬く間に拡散し、視聴者たちはこの奇妙な異常現象についてあらゆる推測を出した。ある想像力豊かな人たちからは「それはある種の次元の出入り口かポータルで、消える前に一瞬現れたのだ」という声も上がっていたようだが、建物の影や、街で開催されたイベントのライトが雲に投影されたのではないかという説もあった。またネット上では、この異変はブロッケン現象ではないかとする説も出ているようだ。

 ブロッケン現象は太陽などの光が背後から差し込み、影の側にある雲粒や霧粒によって光が散乱されることで光の環が形成される自然現象だ。

 過去に同様の“扉”が中国で目撃されたことがある。2017年、中国山東省済南市の夜空に光に包まれた長方形が出現した。この時は「異次元へ繋がるポータル」「天国への扉」などといわれ、地元住民を驚かせた。

 現在、量子力学を応用した「量子テレポーテーション」の研究が盛んに行われているが、実は国家レベルではすでに実現に成功しているのかもしれない。実際に中国は、「量子暗号通信」や「量子テレポーテーション」の実験に成功している。携帯電話にしてもそうだが、最先端の科学技術は、まずは軍事利用を目的に研究されるものだ。我々一般人がまだ存在しないと思っている技術が、実はすでにあるとしてもおかしなことではないだろう。

 果たして彼女が遭遇した空の長方形は何なのか。皆さんも動画を見て考えてみてほしい。

参考:「TIMESNOW

【本記事は「ミステリーニュースステーション・ATLAS(アトラス)」からの提供です】

文=勝木孝幸(ミステリーニュースステーションATLAS編集部)

ミステリーニュースステーションATLAS編集部員
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