【偉人たちの奇行まとめ】オッペンハイマーの毒リンゴ事件やゲーデルの餓死…… 天才科学者たちの知られざる裏の顔

サイエンスの分野で最も“浮世離れ”の度合いが高いグループが物理学者、数学者たちだろう。それだけに“奇行”を伴いやすいのかもしれない。
■天才物理学者たちの奇行の数々
邦訳『秘密結社版世界の歴史』(2009年、早川書房)の著者であるジョナサン・ブラック氏の新著『The Secret History of the Universe』は、天才級の物理学者たちの「人間的、個人的な視点」を考察する内容だ。
そのライフヒストリーを検証する際に、彼らの奇行や時には狂気とも言えるような行動を発見するのは、特に驚くべきことではないのかもしれない。天才物理学者はその人生においてさまざまな不可解な行為を繰り広げているのだ。
●ルートヴィッヒ・ボルツマン
オーストリアの物理学者で哲学者のルートヴィッヒ・ボルツマン(1844-1906)は、グラーツに住んでいた頃に子どもたちに新鮮な牛乳を飲ませたいと考えて牛を飼っていた。彼は牛を連れてよく街中を歩いていたという。
晩年、ボルツマンは妻と娘と共に休暇で訪れていたトリエステ近郊のドゥイーノ(当時オーストリア領)の屋敷で首吊り自殺を図った。
●ニコラ・テスラ
交流電流の可能性を見抜き、風力タービン、無線、ロボットを予見したニコラ・テスラ(1856-1943)は、イヤリング恐怖症で真珠のイヤリングやネックレスをしている女性とは会話することを拒否していた。
聴覚は非常に鋭敏で、ハエが着地する音や隣室の懐中時計の音まで聞き取ることができた。またあらゆるものを3で割り切っていた。建物に入る前には、必ず建物の周りを3周していた。晩年、テスラは結局破産している。
●アルベルト・アインシュタイン
20世紀最大の物理学者、アルベルト・アインシュタイン(1879-1955)はバイオリン奏者でもあり、女好きでもあった。戦時中にナチスを恐れていた彼は、英ノーフォークの小屋に3週間身を隠していたのだが、そこには「美しく、ライフルで武装した若い女性ボディーガード2人」が警備していた。
その後、彼はある女性と関係を持ったが、その女性は後にソ連のスパイであることが判明した。

●ピョートル・カピッツァ
低温物理学の研究で1978年にノーベル賞を受賞したピョートル・カピッツァ(1894-1984)のパーティーでの得意技は、テーブルナイフを飲み込んだように見せる手品だった。
●クルト・ゲーデル
論理学者、数学者、宇宙論者、哲学者であったクルト・ゲーデル(1906-1978)は、非常に内気で、客が訪ねてくると地下室に隠れ、「ボイラーの後ろにうずくまっていた」。彼は「悪魔のような生き物」が自分を狙っていて、「薬物を注射しようとしている」と考えていた。晩年、彼は71歳で餓死し死亡時の体重は約30kgしかなかった。
●ロバート・オッペンハイマー
第二次世界大戦中に原子爆弾開発の指揮した理論物理学者、ロバート・オッペンハイマー(1904-1967)は確かに「並外れて気まぐれな知性」の持ち主だったかもしれないが、同時に反社会的な性格でもあった。彼は婚約を発表した友人を絞殺しようとしたり、ケンブリッジ大学で指導教官だった教授の机の上にシアン化物入りの有毒リンゴを置いている。
●ポール・エルデシュ
起きている時間のほぼすべてを数学研究に捧げていた多作の数学者、ポール・エルデシュ(1913-1996)は、パジャマの上着をシャツ代わりに着るという習慣を持っていた。
エルデシュは卓越した頭脳と、周囲に迎合することのない型破りで放浪的なライフスタイルで知られており、世間一般の物質的な豊かさや社会的な慣習には、ほとんど関心を持っていなかった。
悲劇的で笑えない話もあるがこうした“奇行”は彼らの天才性を示す証なのだろうか。いずれも輝かしい業績を残した彼らが唯一無二の存在であることを際立たせるエピソードでもあるのだろう。
参考:「Daily Mail」ほか
※ 本記事の内容を無断で転載・動画化し、YouTubeやブログなどにアップロードすることを固く禁じます。
関連記事
人気連載
“包帯だらけで笑いながら走り回るピエロ”を目撃した結果…【うえまつそうの連載:島流し奇譚】
現役の体育教師にしてありがながら、ベーシスト、そして怪談師の一面もあわせもつ、う...
2024.10.02 20:00心霊【偉人たちの奇行まとめ】オッペンハイマーの毒リンゴ事件やゲーデルの餓死…… 天才科学者たちの知られざる裏の顔のページです。物理学、数学、自殺、天才、奇行などの最新ニュースは好奇心を刺激するオカルトニュースメディア、TOCANAで
