「内部の土だけ炭素量40%増し」ノアの方舟の”痕跡”、新たな土壌分析結果が浮上

トルコ・アララト山近郊にそびえる船形の巨大地形「ドゥルピナール地層」をめぐる調査に、新たな動きが出ている。
これまで内部構造の存在が示唆されるにとどまっていたこの地形から、今度は物質そのものに踏み込んだ分析結果が報告された。周辺の土壌と比べて異常に高い炭素量、そして地下に潜む謎の直角構造――研究チームは、聖書に記された「ノアの方舟」の痕跡である可能性に、これまで以上に踏み込んだ見解を示し始めている。
内部の土だけ「炭素量40%増し」の異常値
地質学的な自然形成説と人工物説の間で長く議論が続いてきたドゥルピナール地層。国際調査チームは今回、地形の輪郭内側で採取した土壌と、同じ斜面のわずか数メートル外側で採取した土壌とを比較する分析を実施した。
その結果、地形内部の土壌からは外側よりも約40%高い炭素量が検出されたという。調査を率いる考古学者チェンケル・アティラ博士は、この差について「有機物、あるいは木材の残骸が集中している可能性を示唆するものだ」と説明している。ただし現時点で木材そのものは回収されておらず、約1000件にのぼる土壌サンプルの分析が引き続き進められている段階だ。

地下6メートルに潜む「直角の構造」
2019年からドゥルピナール層でレーダー探査を続ける独立研究者アンドリュー・ジョーンズ氏によれば、内部の土壌は外側に比べてアルカリ度が低く、有機物とカリウムの含有量が多いという特徴を持つ。これは、古い木造船のような木材が分解していく過程で典型的に見られる化学的変化だと、ジョーンズ氏は指摘している。
さらに地下約6メートルの地点では、地中レーダーによって直角に交わる複数の異常構造が検出された。ジョーンズ氏は「これらの反応がランダムに生じる確率は5%未満で、朽ちた木造船のようなものが原因である可能性は95%」との分析を示す。
米空軍の研究をルーツに持つ探査システム「バクタールレーダー」を用いた別チームの調査でも、地形が単一の岩塊ではなく複数の層に分かれていることを示す反応が確認されており、以前にTOCANAで報じた回廊状の空間の存在とも符合する内容だ。

決定打はまだない、次の焦点は「コア掘削」
研究チームは今後、これらのレーダー反応データをもとに、地中を直接掘削してサンプルを採取する「コアドリリング」の実施地点を選定する方針だという。バクタールレーダー開発を主導するコスロウ・バクタール博士は、化石化した木材と周辺の自然な地質を明確に区別できる技術の強みを、この段階で最大限に活用したいとしている。
研究チーム自身も、レーダーの異常反応だけでは考古学的な起源を証明したことにはならないと慎重な姿勢を崩していない。それでも、炭素量の異常、土壌の化学的特徴、そして地下の直角構造という3つの手がかりが同じ場所に重なった意味は小さくない。
半世紀以上議論されてきたこの船形の丘の下に、本当に「方舟」が眠っているのか。その答えを出す掘削調査の行方に、注目が集まっている。
参考:Daily Mail、ほか
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2024.10.02 20:00心霊「内部の土だけ炭素量40%増し」ノアの方舟の”痕跡”、新たな土壌分析結果が浮上のページです。トルコ、ノアの方舟などの最新ニュースは好奇心を刺激するオカルトニュースメディア、TOCANAで