【聖書予言】「神を信じない人」の急増は終末のサインだった!? マタイによる福音書が告げる“人類の愛が冷える時代”の衝撃

「無宗教率52%」という衝撃——聖書が予言した「終末のサイン」と符合すると陰謀論者が警鐘の画像1
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 神を信じない人が増えることこそ、終末が近づいている証拠だ——そう主張する陰謀論者たちがいる。

 イギリスでは近年、自らを「信仰を持たない」と答える人の割合が急速に増加している。この現象を、聖書に記された「終末の予兆」と結びつける声がインターネット上で広がっているという。

 果たして宗教離れは、本当に世界の終わりを告げるサインなのだろうか。

イギリスで加速する「宗教離れ」——35年で無宗教率が21ポイント増

 英国社会意識調査(BSA)が2018年に発表した調査結果によれば、自らを「信仰を持たない」とする英国民の割合は52%に達した。

 1983年時点では31%だったため、35年間で21ポイントも増加したことになる。同時期、自らを「キリスト教徒」と認識する人の割合も66%から38%へと大きく減少した。

 もはやイギリスでは信仰を持たない人の方が多数派になりつつあり、この変化を一部の陰謀論者は聖書に記された予言の成就だと見ている。

新約聖書「マタイによる福音書」に記された終末の予兆

 陰謀論者たちが根拠として挙げるのが、新約聖書「マタイによる福音書」24章9〜14節だ。

 そこには、信仰者が迫害され、多くの人が信仰から離れて互いに憎み合うようになり、偽りの預言者が現れて人々を欺くという趣旨の記述がある。悪が増すにつれ多くの人の愛が冷えていくが、最後まで耐え忍ぶ者は救われる、と続く一節だ。

 聖書研究サイト「Bible Study Tools」はこの一節を踏まえ、SNS時代における人間関係の変化や信仰への向き合い方の変化そのものが、終末が近いことを示すサインだとの見解を示している。

 ただし同サイトは、この予兆を恐怖として受け止めるべきではないとも強調しており、終末を意識することはむしろ信仰者にとって救済への希望であり、初期のキリスト教徒たちもこの考え方を心の支えにしていたという趣旨の説明をしている。

日本も「無宗教」多数派——それでも起きた終末予言ブーム

 興味深いのは、日本でも似た傾向が見られることだ。

 NHK放送文化研究所が2018年に実施した国際比較調査(ISSP)によれば、日本で「信仰している宗教はない」と答えた人は62%にのぼり、「何らかの宗教を信仰している」とした人は36%にとどまった。

 統計数理研究所が2013年に行った「日本人の国民性調査」でも、7割以上が信仰や信心を持たないと回答している。数字だけを見れば、日本はイギリス以上に宗教離れが進んだ社会と言えるだろう。

 しかし、無宗教の人が多いからといって、終末論的な予言と無縁だったわけではない。

 1990年代の日本では、ある予言書が「1999年7の月に空から恐怖の大王が降ってくる」と説き、ミリオンセラーとなって社会現象を巻き起こした。テレビの特番では学者やタレントが真偽をめぐって激論を交わすほどの盛り上がりを見せている。

 結局1999年7月に世界の終わりは訪れず、何事もなく2000年を迎えたが、当時の熱狂は今も多くの人の記憶に残っている。信仰を持たない人が多い社会であっても、終末を巡る予言には強く惹きつけられる——この日本の事例は、宗教離れが必ずしも終末論への”免疫”にはならないことを示しているのかもしれない。

 宗教への信頼が薄れていく現象を、聖書に記された終末のサインと結びつける見方はあくまで一つの解釈に過ぎず、科学的な裏付けがあるわけではない。とはいえ、信仰の有無にかかわらず「終わりの物語」に人々が心を動かされ続けてきたのもまた事実だ。

 無宗教化が進む現代社会が、次にどんな”予言”と出会うことになるのか、その行方は誰にも分からない。

参考:Daily Star、ほか

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