「新型コロナウイルスワクチンが人を危険に晒している6つの状況証拠」を東大教授が解説!

■第六の理由

 第六に、2021年の死亡人数。厚生労働省が「人口動態統計」[12]で毎月の総死亡者数を発表していますが、例年の傾向と比較した当該年の死亡数を評価する「超過死亡」が、4月から大幅なプラスになっているのです。

 最も控えめな評価によると、1月から3月までは超過死亡なし、4月はプラス3169人、5月はプラス5628人、6月はプラス4693人[13]。7月も大幅な超過が見られます[14]。コロナに明け暮れた2020年が超過死亡マイナスだったことに照らすと、2021年のこの4カ月の超過死亡は、コロナ死が原因ではなさそうです。4月ごろから影響を現わしそうな要因を他に探るとただ一つ、2月17日に始まったワクチン接種しか考えられません。

「ワクチン死は証拠を残さない」ということを思い出しましょう。脳出血、不整脈、階段転落、風呂で溺死、運転中失神して事故……接種者のさまざまな突然死が、ワクチン案件として報告された例は、全体のうち僅かなのかもしれません。ワクチン効果が無数の死因へと分散し、春以降の超過死亡となって姿を現わし始めたのではないでしょうか。

厚労省人口動態統計に基づいて毎年の死者数を年度別に分けてグラフ化したもの。ピンクが2021年の死者数を表している。画像は「YouTube」より

 この調子で超過死亡が続くと、半年で3万人ほどになるでしょう。ワクチン以前のコロナ死は半年で約5000人だったので、全員接種すると死者が6倍になる計算です。可視的なコロナ死が、不可視化される代償として6倍に膨れ上がる……。

 いや、決して悪いこととは限りません。死の統一的な姿が見えなくなるということは、対処しようがなくなるということ。対処不能というのはむしろ天祐です。諦めがつくからです。COVID-19という単一ラベルが目立っているうちは、国も個人も臨戦態勢に縛られてしまう。それが多様なラベルへ貼り替えられれば、しんどい戦時義務から解放されます。ワクチン接種の単調手続きを守ってさえいれば安心、となるのです。

[12] https://www.mhlw.go.jp/toukei/list/81-1a.html
[13] https://note.com/info_shinkoro/n/nc4674fcd1ec4
[14] https://www.youtube.com/watch?v=-95pdE00Hgw 死者の絶対数は、3月から毎月過去最高を記録。しかも、4月より5月の方が死亡者数が多いのは、過去25年間において2021年と2011年(東日本大震災の年)だけである。https://www.youtube.com/watch?v=_hwgxzktoqQ

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