「私はエイリアンを葬った」—— 南米の密林で黄金狂が遭遇した、墜落円盤と4体の遺体。6本指の亡骸を弔った男の数奇な運命

UFO墜落と遺体回収の噂話といえば、1947年のロズウェル事件が真っ先に思い浮かぶだろう。だが、南米ベネズエラの密林にも、遺体回収を目撃したとされる知られざる事案が存在する。
舞台は1952年、金鉱を求めてアマゾンの奥地に分け入った一人の男が遭遇したという出来事だ。この体験は長らく埋もれていたが、1995年に仏語UFO専門誌「Lumieres Dans La Nuit」で掘り起こされ、後に英専門誌「Flying Saucer Review」にも再録された。証言者はイニシャル「JP」としてのみ知られている。
金鉱を求めた遠征が地獄と化すまで
JPはスペイン・ガリシア出身の菓子職人兼石工で、1951〜52年に親戚を頼りカラカスへ移住。アマゾンに眠るという金を求め、仲間5人と遠征隊を組んだという。
一行はカラカスから南西へ約500キロ、メリダ南方の密林奥地へ分け入ったが、遠征は早々に破綻。生存をかけた過酷な状況に陥り、命を落とす者も出たとされる。仲間とも別れたJPは、食料も装備も尽きかけたまま単身で密林奥へ進み続けた。
密林の奥で見た「光る円盤」と仮面を着けた小さな遺体
単独行動を続けるJPは、遠くの火山性の山の麓で金属質に光る何かを見つけた。金塊だと思い込み、数日かけてその場所を目指したという。

たどり着いた先にあったのは、直径約7.6〜9.1メートル、高さ約1.8メートルのドームを備えた金属製円盤だった。三脚状の脚に傾いて乗り、電子音を発し続けていたという。軍の秘密兵器かと考えたJPは、近くに野営して様子をうかがった。
数日後に音が止んだのを確認したJPが近づくと、手にした銃が磁石のように機体に吸い寄せられた。地面へ伸びるはしごの根元には、体長約1メートルほどの小さな存在が倒れていた。頭部が異様に大きく皮膚は黄色みを帯び、鼻はほぼなく2つの穴のみ、6本指の長い腕を持ち、目元は仮面状のもので覆われていたという。
仮面を外すと側頭部まで回り込むアーモンド形の大きな目が現れた。人間ではないと悟ったJPは、後にこれを地球外生命体だったと結論づけ、遺体を敬意を込めて埋葬したという。

船内に眠るあと3体、そして消えた「証拠の仮面」
持ち帰った仮面には奇妙な性質があった。昼間は何も映さないが、夜になると無数の星が浮かび上がり、暗視ゴーグルのように機能したという。
さらに機体を調べたJPは、傷一つ付けられないほど硬い外殻越しに透明な窓から中を覗き込んだ。操縦席らしき場所には同じ姿の遺体がさらに3体、動かぬまま座っていたという。機内に入るとドームへ続くらせん階段があったが出入り口は見当たらず、透明な床下には懐中電灯の光で骨のようなものが透けて見えたと証言している。
恐怖を覚えたJPは仮面だけを持って現場を離れ、装備を整えて再訪するつもりだったという。カラカスに戻り資金集めのため体験を語ったが大半は懐疑的で、証拠の仮面を持っていると話した2日後には自宅が荒らされ仮面を盗まれてしまったという。
JPはこの後になって初めて「地球外生命体」の概念を知り、自らの体験を意味づけ直したとされる。現場に戻りたいと望んだが証拠も資金もなく叶わなかった。
この事案を調査した共同研究者ジョエル・メナール氏は、JPが虚言癖や狂気とは無縁で証言内容も終始一貫しており、酒も飲まず地域社会に馴染んだ人物だったと振り返る。その様子から滲み出ていたのは深い疲労感と幻滅にも似た悲しみだったという。英専門誌の編集長ゴードン・クレイトン氏も、この証言はおそらく事実に近いとの見解を示している。
半世紀以上前、証拠も残らぬまま闇に葬られたこの証言を、今どう受け止めるべきか。金鉱を夢見た男が密林の奥で本当に地球外の遺体を目にしたのか、それとも極限状態が見せた幻だったのか——真相を確かめる術は、もはやどこにも残されていない。
参考:Nexus News Feed、ほか
※ 本記事の内容を無断で転載・動画化し、YouTubeやブログなどにアップロードすることを固く禁じます。
関連記事
人気連載
“包帯だらけで笑いながら走り回るピエロ”を目撃した結果…【うえまつそうの連載:島流し奇譚】
現役の体育教師にしてありがながら、ベーシスト、そして怪談師の一面もあわせもつ、う...
2024.10.02 20:00心霊「私はエイリアンを葬った」—— 南米の密林で黄金狂が遭遇した、墜落円盤と4体の遺体。6本指の亡骸を弔った男の数奇な運命のページです。エイリアン、ベネズエラ、遺体、UAPなどの最新ニュースは好奇心を刺激するオカルトニュースメディア、TOCANAで

