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【警告】日本海側で超巨大地震が迫っている!? 当たる予言者の懸念エリアと“ひずみ集中帯”が一致「新潟から山形で…」

2020.11.29 10:00

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■「ひずみ集中帯」とは

「ひずみ集中帯」とは、文字通り地殻変動による歪みが特に集中している一帯を指す用語で、日本では近年GPSによる精密な測地が可能になったことによって、その存在が明らかになってきた。そのうち、特にひずみが集中している地帯として、新潟から神戸まで続く「新潟 ― 神戸ひずみ集中帯」と、その北の北海道から新潟県あたりまで続く「日本海東縁ひずみ集中帯」がある。これらのひずみ集中帯では、過去に大きな被害をもたらした巨大地震が非常に多く発生している。マリアさんが気になっているとして地図上に描いているエリアは、「新潟 ― 神戸ひずみ集中帯」と被ることに筆者は気づいた。

【警告】日本海側で超巨大地震が迫っている!? 当たる予言者の懸念エリアとひずみ集中帯が一致「新潟から山形で…」の画像3 — 画像は、防災科研「ひずみ集中帯の重点的調査観測・研究プロジェクト」より引用

　マリアさんにその図を見せると、やはり「自分が気になるエリアと一致している」と驚いていた。ひずみ集中帯という概念をまったく知らず、その地域とオーバーラップするところをビジョンや夢で見ていたのだ。

　さらに、その時にマリアさんから筆者へ送られたもう一つの地図を見ると、新潟県をさらに北上して山形県の方までラインが伸びている。

　そうなると、「新潟 ― 神戸ひずみ集中帯」だけでなく、その北の「日本海東縁ひずみ集中帯」も含まれているようだ。ちなみに、この二大ひずみ集中帯の境界についての厳密な定義はないようで、一部は重なり合っている部分もある。

■過去に被害地震が多発していた

　この二大ひずみ集中帯が要注意なのは、過去に多くの人が命を落とした被害地震が多発しているからだ。以下にその例を示すが、これがすべてではない。

【新潟 ― 神戸ひずみ集中帯】
745年06月01日：天平地震、M7.9。
1185年08月06日：文治地震、M7.4、死者多数。
1586年01月18日：天正地震、M7.8-8.1、死者多数。
1751年05月21日：高田地震、M7.0-7.4、死者1,541人。
1828年12月18日：三条地震、M6.9、死者1,681人。
1847年05月08日：善光寺地震、M7.4、死者約1万-1万3,000人。
1858年04月09日：飛越地震、M7.3、死者数百人。
1891年10月28日：濃尾地震、M8.0、死者・行方不明者7,273人。
1909年08月14日：姉川地震、M6.8、死者41人。
1948年06月28日：福井地震、M7.1、死者・行方不明者3,769人。
1995年01月17日：兵庫県南部地震、M7.3、死者・行方不明者6,437人。
2004年10月23日：新潟県中越地震、M6.8、死者68人。
2007年07月16日：新潟県中越沖地震、M6.8、死者15人。
2014年11月22日：長野県神城断層地震、M6.7。
2018年06月18日：大阪府北部地震、M6.1、死者6人。

【日本海東縁ひずみ集中帯】
1694年06月19日：能代地震、M7.0、死者394人。
1751年05月21日：高田地震、M7.0-7.4、死者1,541人。
1804年07月10日：象潟地震、M7.0、死者500-550人。
1833年12月07日：庄内沖地震、M7.5、死者40-130人。
1914年03月15日：仙北地震、M7.1、死者94人。
1940年08月02日：積丹半島沖地震、M7.5、死者10人。
1964年06月16日：新潟地震、M7.5、死者26人。
1983年05月26日：日本海中部地震、M7.7、死者104人。
1939年05月01日：男鹿地震、M6.8、死者27人。
1993年07月12日：北海道南西沖地震、M7.8、死者・行方不明者230人。