12年間、一度も「座らず横にならず」立ち続ける修行僧。すでに5年継続…… 黒ずみ変色した両脚が物語る、魂の浄化への代償

人類の歴史には、肉体を極限まで痛めつけることで魂の浄化を目指す修行が数多く存在する。断食、火渡り、長時間の瞑想——だが、インドのある修行僧が課している誓いは、その中でも群を抜いて過酷だ。
彼は12年間、一度も座らず、横にもならず、立ち続けるという誓いを立てており、すでに5年間その状態を継続しているという。その代償として、両脚には深刻な異変が現れ始めている。
「立ち続けるバーバ」——大学を中退し苦行の道を選んだ男
この誓いを立てているのは、修行僧ダウラト・ギリ・ジー・マハラジ氏だ。彼は「カレシュワリ」と呼ばれる宗派に属しており、この宗派の修行者は「立ち続けるバーバ(Standing Babas)」の通称で知られている。
カレシュワリでは、立ち続けることそのものが魂を浄化し、信仰する神への献身を体現する行為だとされている。座ることも、横になることも許されない生活は、想像を絶する忍耐を要求する過酷な修行だ。
マハラジ氏はもともと大学で学んでいた身だったが、その道を中断し、肉体的な苦行を通じて悟りを追求する人生を選んだという。12年間立ち続けるという誓いは彼自身の意思で引き受けたものであり、現在その5年目を迎えている。
黒ずみ、むくみ——医療専門家が指摘する脚のリスク
5年にわたる直立生活は、マハラジ氏の両脚に目に見える変化をもたらした。皮膚は黒ずみ、慢性的なむくみと変色が確認されているという。
医療の専門家は、長時間立ち続ける姿勢が脚の静脈に継続的な圧力をかけ続けることになると指摘している。通常、脚の静脈血はふくらはぎの筋肉のポンプ作用によって重力に逆らい心臓へと送り返されるが、直立姿勢が長時間続くとこのポンプ作用が十分に働かず、血液が下肢に滞留しやすくなるのだという。
こうした状態が続くと、飛行機のエコノミークラス症候群として知られる深部静脈血栓症のリスクが高まる可能性があると専門家は懸念を示している。ただし、これはあくまで一般的な医学的知見に基づく指摘であり、マハラジ氏本人がその疾患と診断されたわけではない。

ブランコに体を預けてでも——残り7年を貫く覚悟
脚の力が抜けてしまう瞬間に備え、マハラジ氏は現在、ブランコ状の装置やハーネスに体をあずけることで直立姿勢を保っているという。支援者たちの協力を受けながら、彼はこの生活を維持し続けている。
健康面の不安が指摘される中でも、マハラジ氏が誓いを撤回する様子はない。残された7年間についても、同じように立ち続ける生活を貫く意志を示しているという。
信仰のために肉体を極限まで追い込む生き方を、私たちはどう受け止めるべきだろうか。狂信と切り捨てるのは簡単だが、そこには彼自身が選び取った確固たる意志がある。7年後、マハラジ氏がどのような姿でこの誓いを終えるのか——その答えを知る者は、まだ誰もいない。
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参考:LADbible、ほか
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2024.10.02 20:00心霊12年間、一度も「座らず横にならず」立ち続ける修行僧。すでに5年継続…… 黒ずみ変色した両脚が物語る、魂の浄化への代償のページです。修行、浄化、インドなどの最新ニュースは好奇心を刺激するオカルトニュースメディア、TOCANAで